テフロン加工のフライパンを長持ちさせるためには、普段からの洗い方や使い方などの手入れがもっとも大事。

料理がこびりつきにくく、汚れが落としやすくて便利なテフロン加工ですが、

じつは強火には向かない・空焚きNG・傷つきやすくて衝撃に弱いという弱点もあります。

正しい使い方を怠ると、いつの間にか剥げて落ちて、表面がボコボコになってしまうテフロン加工のフライパン。

なるべく長持ちさせるための、洗い方や普段の使い方をチェック!

 

テフロン加工とは

 

「テフロン加工」とは、アメリカのデュポン社の登録商標で、一般名称は「フッ素樹脂加工」のこと。

 

テフロンとは、

ポリテトラフルオロエチレン/PTFE 

という舌がカミカミになりそうな名前の化学樹脂を、

アメリカのデュポン社が製品化したものです。

 

「テフロン加工」といえばフランパンが思い浮かびますが、それ以外にも

鍋、ガスレンジ、炊飯器の内釜などの調理器具や、防寒着、雨具、靴など、

私たちの生活の中に幅広くテフロン加工技術は使われています。

 

調理器具に使うことで、

  • 食材が焦げつきにくい
  • 汚れがこびりつきにくい
  • 繊維製品の撥水(はっすい)性アップ

などのメリットがあります。

 

フッ素樹脂加工、いわゆるテフロン加工のフライパンは、

表面をツルツルにコーティングしてあるから、料理をするのも洗うのも楽ちん!

 

ただし、正しい使い方をしなければ、せっかくの効果も長持ちさせることが出来なくなります。

 

フッ素樹脂加工のフライパンを長く使うための、正しい洗い方をご紹介しましょう。

 


テフロン加工のフライパンを長持ちさせる手入れ法5か条

 

テフロン加工のフライパンを長持ちさせるための手入れやコツは

  1. 洗い方とスポンジ選び
  2. 洗うときに高温のまま水にジュ~は×
  3. 調理中の強火&空焚きNG!中火以下が鉄則
  4. 調理のヘラは金属以外を選ぶ
  5. 食材の入れっぱなし&濡らしっぱなしNG

の5つ。

 

1)洗い方とスポンジ選び

 

フッ素樹脂加工のフライパンを洗う際は、加工が剥がれないように、柔らかいスポンジでやさしく洗うことが大切です。

 

ほとんどのスポンジやクレンザーには、研磨粒子が入っているため、

こびりついた汚れをすばやく落とすために有効ですが、

硬い物質なのでフライパンが傷だらけになることも。

 

そのため、ちょっとの衝撃でテフロン加工が剥がれてしまうのですね。

 

最近はダイヤモンド加工やマーブル加工などで強度を上げていますが、

間違ったお手入れではすぐに剥がれてしまいます。

 

スポンジを選ぶときは、たわしやクレンザーなどは避け、研磨粒子なしのものを選びましょう。

 

研磨粒子ありのスポンジは、食器や鉄製のお鍋やなどに使い、

研磨粒子なしのスポンジはテフロン加工のフライパンに使い分ける

ゴシゴシ洗いはせず、フライパンを傷つけないように適度な力で洗うのがポイント!

 

2)洗うときに高温のまま水にジュ~は×

 

調理後の熱いフライパンをそのまま冷たい流水につけて「じゅぅ~!」なんてしていませんか?

 

実はこれもNGなんです!

 

テフロン加工は、急激な温度変化に弱い性質があるので、

調理後すぐの熱いフライパンに、冷たい水をかけたり、そのまま洗うと、

せっかくのテフロンの表面加工がはがれやすくなって、フライパンの寿命を縮めてしまいます。

 

必ず、温度を冷ましてから洗うようにしましょう

 

自然に冷めるのを待っている時間がないときは、お湯でフライパンを洗うことで、温度変化を抑えることができます。

 

テフロン加工フライパンの正しい洗い方まとめ
  1. 使用後のフライパンから、キッチンペーパーなどで速やかに油汚れや水分を拭きとる
  2. フライパンを冷ましてから研磨粒子なしのスポンジと洗剤を使って、優しくフライパンを洗う
  3. 流水でフライパンをしっかりとすすぐ
  4. キッチンペーパーで余計な水分を素早く拭き取って乾燥させればお手入れ完了

 


3)調理中の強火&空焚きNG!中火以下が鉄則

 

テフロン加工のフライパンの火加減は、中火以下、強火調理には適していません。

 

テフロン加工の耐熱温度は、おおよそ260℃。

そして、390℃になるとフッ素樹脂が分解され、有毒ガスが出てしまい、

この温度は1分フライパンを強火で加熱すると、すぐに達してしまいます。

 

空焚きを5分で大体400℃くらいになってしまうので、とても危険です!絶対にやめてください!

 

テフロン加工のフライパンは、基本的にボディの材質がアルミなので、熱伝導に優れているため、

その点からも強火だとテフロン加工が痛みやすく歪みの原因になります。

 

同じ理由で、長時間高温の状態が続くので、揚げものも控えた方がいいですね。

絶対にダメとは言いませんが、あまりお勧めは出来ません。

 

強火調理が得意なのは「鉄のフライパン」です!

4)調理のヘラは金属以外を選ぶ

 

テフロン加工のフライパンの中には、「金属製のヘラも使える」とPRしているものもありますが、実は極力避けたほうが◎。

 

テフロン加工のフライパンに適しているヘラはこちらの3種類

  • 竹や木などの「天然素材」
  • シリコンなどの「ゴム製」
  • ナイロンなどの「樹脂製」

 

テフロン加工を長持ちさせるために、傷つきやすい素材は選ばないようにしましょう。

 

鉄製やステンレスなどの「金属製のヘラ」は使わないほうが◎

 

5)食材の入れっぱなし&濡らしっぱなしNG

 

水洗いしたフライパン、そのまま食器と一緒に自然乾燥させてませんか?

 

テフロン加工のフライパンは、水洗いをしたらすぐに清潔な布巾で水を拭きとるのが正解です。

 

水道水に含まれるカルキなどの成分がついたままだと、

こびりついたままフライパン表面を傷める原因になるからです。

 

もちろん、速く乾かすために空焚きすることもNG!

 

テフロン加工のフライパンの表面には、無数の小さい穴が開いていて、

調理した食材をフライパンに放置しておくと、

その穴から油や汚れがどんどん入り込んで、穴を広げてしまうのです。

 

フライパンの表面が気泡のようにボコッとなるのは、これが原因かも。

 

テフロン加工のフライパンは、調理した食材はすぐに別のお皿に移し、

水分の多い食材は長時間入れないようにしましょう!

テフロン加工のフランパンの洗い方&長持ちさせる手入れ方法まとめ

 

テフロン加工(フッ素樹脂加工)を長持ちさせるコツは、

セラミック加工のフライパンの使い方やお手入れも同様です。

【調理中】
・ヘラは金属製以外を使う
・中火以下で調理

【調理後】
・調理済みの食べ物はすぐにお皿へ

【洗うとき】
・冷めてからお湯などですぐ洗う
・研磨粒子なしのスポンジで優しく洗う

【洗い終わったら】
・自然乾燥させずに、すぐに水分をふき取る

テフロン加工は使い心地もよく便利なフライパンですが、

思った以上にデリケートで柔らかく、傷みやすい素材です。

長持ちする使い方で、いつまでも快適なお料理タイムを楽しみましょう!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です