ガスコンロとIHどっちが安い?料金(価格)やメリットデメリット比較!

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ガスコンロのガス代を節約しようと思ったとき、比較対象にされるIHクッキングヒーター。

実際、ガスコンロとIHってどっちが毎月の光熱費を安くできるのでしょう。

「オール電化は地震や台風で停電になったときに困るからやっぱガスだよ」

という意見や

「IHのほうが掃除しやすいし料金も安い!」

という意見もあります。

ガスコンロとIHのトータルコスパを、

  • 安全面
  • 初期費用
  • 使いやすさ

などあらゆる部分から徹底比較してみましょう!

 

ガスコンロとIHどっちがオトク?

 

ガスコンロのガス代と、IHの電気代。

 

毎月の光熱費はどっちがオトクかを考えた時、

じつは「こうです!」と断言することが難しく、どちらがオトクとは一概に言えない、が正解になります。

 

家電量販店に行っても、おそらく

『ガスコンロ・IHコンロと一ヶ月の料金比較!』

という「料金比較」のような明確な表をさがすのは困難でしょう。

 

これは、契約する電気料金プランや、調理をする時間帯、

初期費用や、調理器具、そしてあなたの家族構成によっても、大きく変わってくるからです。

 

ガスコンロとIHは、料金・性能・使い勝手など色んな面で比較ができますが、

どっちがオトクかどうか、ざっくり比較した表がこちら

比較対象 ガスコンロ IH
火力
加熱速度(初速)
細かい火力調整
仕える調理道具
安全性
災害時の強さ
掃除のしやすさ
初期費用
4人世帯1ヵ月目安料金 (1,000円以下) △(1,000円以上)

 

と△で、比較した時にどちらに軍配があがるかを表しています。

 

IHとガスコンロ、それぞれにメリットデメリットがあるので、

「オトク」という意味も、使う人によって意見が分かれそうですね。

 

最初に、誰もが一番気になる、IHとガスコンロの、使用時の料金面を比較してみましょう。

 

ガスコンロとIHの料金比較

 

火力の使い方や契約するプランによって変わりますが、

ガスコンロのガス代とIHヒーターの電気代を比べると以下の通り。

電気とガスの1kWhあたりのコスト
都市ガス 約12円
プロパン(LP)ガス 約21円
IHの電気代 約27円

 

あくまで目安料金ですが、もし電気代をオール電化向けのプランに契約すれば、

朝晩の電気料金はグッと安く設定でき、安い時間帯であれば半額の12~17円(1kWhあたり)ほどに抑えることも可能なため、

プラン次第では、都市ガスと変わらない料金で電気を使えるようになります。

 

ガスコンロのガス料金

 

毎日の料理に使うガスコンロ。

 

2017年のデータによると、4人世帯の全国平均のガス代は4,911円、年間では6万円弱の計算になります。

 

料理で火を使うから、ガスコンロのガス代が一番高いと思いがちですが、実際はそうじゃないんです。

 

一般家庭で使うガスの2大使用用途はお風呂とキッチン。

割合は?というと、

お風呂:キッチン=8:2

と言われていて、ガス代の多くはお風呂場にかかっているため、

ガスコンロの一か月あたりの料金は、結果的に1000円以下に収まる計算になります。

 

ちなみに、東京ガスの発表によると、ガスコンロの料金目安は以下の通り↓

火力 都市ガス(1時間あたり)
弱火(0.38kW) 約5円
中火(1.68kW) 約21円
強火(2.97kW) 約37円

引用:東京ガス(最大出力2.97kWのガスコンロのガス代)

弱火を強火にするだけで、ガス代は6倍以上(5円⇒37円)にも跳ね上がるとは、オドロキです。

 

IHの電気料金

 

IHとは、電磁誘導加熱(Induction Heating)の略。

 

IHは、エネルギーの約90%を調理のパワーに変えることができるので、

熱効率の高い調理器具。電力の無駄が少ないことも大きな特徴です。

IH 電気代
引用:パナソニック

「IHって電気をたくさん使うんじゃないの?」

というイメージがありますが、実は以外にもお安く、

目安として、標準的な4名家族世帯で、朝・昼・夕食時に使用した場合の1ヶ月の電気代は、

約1020円ほどといわれています。(JEMA・IH調理器技術委員会調べ)

 

IHの電気代は、ガスコンロのガス代と想像よりも大差がなかったことにビックリ!

 

ガスコンロとIHの初期費用の比較

 

毎月の光熱費も大事ですが、意外と盲点になるのが、ガステーブルやIHクッキングヒーターの本体価格や設置費用。

 

ガスコンロの工事費や初期費用

 

ガスコンロの場合は、ガステーブルを購入するだけですぐ設置できます。

 

ガスチューブは自分で繋げるので、工事費はかかりません。

 

そして、通常二口ガスコンロと言えば『グリル』が付いていますよね!

 

グリルは、お魚を焼くだけでなく、ピザやパン、お餅や焼き芋を焼いたりするなど、

トースター代わりにも意外と使えるので、私はよく活用します。

 

値段はピンキリですが、一番安いもだと2万円~購入できるため、初期費用は安いといえます。

 

IHの工事費や初期費用

 

IHクッキングヒーターは、キッチンに組み込むビルトインタイプと、自由に持ち運べるポータブル(卓上)タイプがあります。

 

ビルトインタイプの場合は、本体と工事費をあわせて15万~20万円ほど、初期費用がかかるのでかなり高額です。

 

ポータブル(卓上)タイプは、本体が1万円~で工事費は0円。

自由に持ち運べて便利ですが、一口タイプが多く、もちろんグリル機能もついていません。

 

ガスコンロを使うメリット5つ

 

火力が調節しやすく料理がしやすい

 

私も経験がありますが、ガスコンロを普段から使っている人が、IHで料理をすると、

「IHって料理がしにくい…」

と感じるようです。

 

IHは火加減調節が難しく、美味しい料理ができないという人までいます。

 

その点、ガスコンロのメリットはなんと言っても火力の調節のしやすさ。

チャーハンや炒め物など、火力が重要になる料理ではガスコンロが優秀です。

 

もちろん、IHでも、使い方のコツを覚えてなれていけば、

ガスコンロにも負けないくらいに美味しい料理が作れますが、

中華料理のように、火から離して鍋を揺らしたり持ち上げてつくる料理は、

コンロから鍋を離したとたんに熱が伝わらなくなるIHには不向きなのですね。

 

鍋の種類が多い

 

IHを使うには、IH対応用の鍋やフライパンを買い替える必要があり、思わぬ出費になることも。

 

お店で気に入った可愛い調理器具を見つけたとしても、IH非対応では使えない可能性もあります。

 

その点、ガスコンロなら、調理器具を選ばず何でも使えます。

 

万一の災害時に強い

 

オール電化の一番の欠点は、台風や地震などの災害時、停電になったときに一切使えなくなることです。

 

その点、ガスがストップするリスクは電気よりも低いと言われています。

 

災害対策として考えるなら、プロパン(LP)ガスが最強と言えるでしょう。

 

実際、大地震が起きて都市ガスが1週間以上止まったのに対し、

多くの地域のプロパンガスは翌日には復旧していた事例もありました。

 

時間に左右されない

 

電力を使うIHヒーターは、電気料金プランによって値段が変わってきます。

 

一般的な料金プランだと、昼間の料金は高く、夜間の料金が安いという設定になっています。

 

昼間に多く電気を使う家庭だと、通常より電気代が高くなるため、料金プランの見直しが必要になります。

 

その点、ガス料金はいつ使っても一定料金。時間帯やライフスタイルに左右されないメリットがあります。

 

同時調理がしやすい

 

同時調理がしやすいのもガスコンロの魅力の1つです。

 

電気を使うIHクッキングヒーターは、何口も料理に使ってしまう都、それだけ最大火力に制限がかかり、

つまり、最悪はブレーカーが落ちてしまうことも。

 

それを防ぐためには、高い料金プランに変更する必要があるので、結局コスパが悪くなってしまいます。

 

 

IHを使うメリット5つ

 

安全性が高い

 

IHの最大の魅力は、何と言っても安全性。

 

火を使わないため、引火して燃えうつるリスクが無い、ということですね。

 

コンロの周りにうっかり布巾を置いてしまったり、振り返ってエプロンをひっかけたりして、

あやうく火事になりかけたことは、私もあります。

  • 小さい子供
  • 高齢者
  • ペット

などがいる家庭ではとくに、安心安全度が高いといえるでしょう。

 

一酸化炭素中毒にならない

 

ガスを使うときの危険面でもうひとつ、一酸化炭素中毒を忘れてはいけません。

  • ガスの消し忘れ
  • ガス口の点検ミス
  • 締め切った室内

などで、ガス漏れや一酸化炭素が発生してしまうと中毒を起こす可能性もあります。

 

それに比べIHは火を使わないので、室内に熱がこもりにくく、

一酸化炭素中毒やガス中毒を起こすことはありません。

 

自動電源OFFなどの安全対策がしっかりとされてることが多いので、

IHは消し忘れの心配がないのが大きなメリットと言えます。

 

実はガスより火力が強くて時短できる?!

 

私はチャーハンや炒め物を良く作るので、鍋を持ち上げたりすると加熱されないIHには、最初は違和感がありました。

 

また、IHは火力が低いイメージがありますが、実際はガスと比べてもIHは十分に火力が強いのが魅力です。

 

IHは加熱スピードも早く、熱効率に優れているため、外に熱が漏れてしまうことのあるガスと比べると、

ガスよりも時短で料理ができて、火力はむしろIHに軍配があがるという専門家の意見もあります。

 

掃除が簡単

 

IHクッキングヒーターは形状が真っ平ら。

かんたんにサッと拭き掃除ができるので、掃除がしやすいメリットがありますね。

 

コンロの場合は、拭き掃除をするのも一苦労。

使い終わったあとに五徳の間やこびり付きを毎回掃除をするのは大変ですし、ついつい汚れが溜まってから掃除しがち。

 

料金プラン次第でガスより安く!

 

あくまで目安ですが、もし電気代をオール電化向けのプランに契約すれば、

朝晩の電気料金はグッと安く設定でき、安い時間帯であれば半額の12~17円(1kWhあたり)ほどに抑えることも可能なため、

結果手的に、ガス代と変わらない料金で電気を使えるようになります。

 

ガスコンロとIHどっちが安い?料金(価格)やメリットデメリット比較まとめ

 

ガスコンロとIH、どちらが料金や価格が安いか、というのは、日ごろの使い方や家族構成で変わってきます。

単純に毎月の光熱費だけで見ると、IHヒーターの電気代のほうが高くみえますが、

電気代の契約プランを見直して使う時間帯を調整することで、結果的にIHの電気代が安く抑えられる可能性もあります。

また、IHのほうが熱伝導率が良いので、ガスよりも時短料理が可能となり、

結果的に、ガスの基本料金が安かったとしても、IHのほうが相対的に電気代のほうがかからないという結果になることもあります。

メリットデメリットをしっかり把握して、生活に適したほうを選んでくださいね。

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