日本人の「1年間のワーキングホリデープラン」には、ザ・定番があって次のような現実にたどり着くことが多い。

▼海外についたらまず1週間くらいホームスティかホテル暮らし

▼ルームシェア探し

▼3ヶ月くらい語学学校で英語を勉強

▼カフェでバイト(半年くらい)

▼友達同士や単独で近くの国々を旅行

▼あれ?英語ぜんぜん話せるようになってない…と焦りだす

▼あっという間に1年が過ぎ、帰国

当然ながら、「ワーホリで英語が話せるようになった」と言う人は滅多にいないのであった。。

 

とにかく海外生活を体験してみたい=ワーホリ?

 

今から10年ほど前、カナダのバンクーバーにワーキングホリデーをした経験がある筆者。

 

ワーホリビザがもらえる年齢制限ギリギリの、29歳の時でした。

「とにかく海外で暮らしてみたい、よし!ワーホリだ!」

と何も準備せずに飛び出したものの、

結局お金が足りなくなって、8カ月で泣く泣く帰国した苦い思い出があります。バカですよねw

 

でも、ぶちゃけ、私のようにワーホリで途中帰国する人は、かなり多いのが現実なんですって。

 

「自分が将来何をしたいか分からないから自分探しをしに行こう」

「毎日同じ生活で変化が欲しい」

と漠然と考えたとき

「旅行じゃ短すぎるし留学だと費用がかかりすぎる…」

そんなときたどり着くのが、ワーキングホリデーじゃないでしょうか?

 

勢いでワーホリを決めたものの

  • 行ってみてその国になじめるかな?
  • 仕事はすぐ決まるだろうか?
  • 生活が成り立たない場合ビザの途中で帰ってもいい?

など、いろんな不安がありますよね。

 

結論から言うと

ワーキングホリデービザは途中で帰国しても、大丈夫!です!

 

私もそうでしたが、現地で知り合った日本人の人も、

半数近くが、何らかの事情で途中帰国していましたし、

「3か月だけ海外生活してみよう!」

と、最初から決めてきている人も多かったです。

 

いつワーキングホリデー生活を終了するかは、全てあなた次第。

 

途中帰国することなく一年間おもいっきり満喫したい!

そう思うなら、やっぱり下準備は肝心ですよね。

 

私のように下準備なく、えいっと見切り発車で出発して、成功する人はほとんどいません。

 

現実的には、

  • 仕事がなかなか決まらない
  • シェアハウスが合わなくて引越しばかりする
  • お金が無くなって途中帰国
  • 家族に思わぬ不幸があった…

などなど、良いことばかりではなく悪いこともあるのが現実です。

 

ワーキングホリデーの現実は厳しい!成功のカギは下準備!

 

ワーキングホリデービザは、

  • 旅行するも良し
  • 学校に行っても良し
  • 現地で働いても良し

という、ステキなビザです。

 

ですが、食べる物、移動する交通機関、住む場所、全ては自己責任となる、ワーキングホリデーは、

英語力云々以前に、相手に伝わるまで「伝えようとする積極性」がないと、生活が成り立ちません。

 

実際にワーキングホリデーに行って、

一年を思い切り満喫して、英語も話せるようになって帰国するために必要なことは

  • ある程度の貯金
  • 最初は語学学校に行き英会話力をアップ
  • 自己アピールする積極性を持つこと

です。

 

海外生活は、運と人脈と情報が全て!

 

ワーキングホリデーは、旅行したり、その土地でその国の人と同じように

「暮らす」ように生活できるのが可能です。

 

とにかく、なんと言っても自由!

でも、全てが自由だからこそ、全ては自己責任。

 

  • お金は足りるかな?
  • 住む家はすぐ決まるかな?
  • 仕事はすぐ決まるかな?
  • 友達出来なくて寂しくないかな?
  • 食事が口に合うかな?

 

…考え出すとキリがありません。

 

ちなみに、わたしは現地に知り合いがいないと不安なので、最初の一か月は語学学校に通いました。

語学力をアップさせたい!というよりも

そこで友達と現地の情報を得たかったからです。

 

語学学校には世界中から、色んな国や年齢の人が集まります。

 

学校にはシェアハウス情報や仕事情報、物の売り買い情報(自転車や文庫本など何でも)多数。

 

インターネットも使い放題ですし、

生活の基盤を整えるのに、最初に通っておいて正解でした。

 

そこで出来た友達と一緒に出掛けたり、シェアハウスを探す手伝いをしてもらったり…

友人が一人出来ると、その輪はどんどん広がります。

 

イベントや旅行など色んな情報ももらえて、一年が有意義に過ごせました。

 

ワーキングホリデービザなら仕事を選ばなければ、

日本食レストランやカフェなど、英語が多少不自由でも、じつは仕事はいくらでもあります。

 

わたしはどうしても現地のカフェで仕事がしたかったので、

イギリスからの友人に履歴書の添削をお願いしたりもしました。

 

でも働くビザがあるからと言って

「応募すればすぐ採用」というのはごく一部

 

英語力や積極性、また就活を始めるタイミングなどによって、なかなか仕事が決まらない場合も多々あります。

ビザの残留資格が半年以上残ってないと、最初から門前払い、というところも多いのが現実です。

 

なので最初の数カ月は、働かなくても家賃と食費を払えるくらいの貯金がないと、

かなり厳しい現実が待っていると思います。

 

就活をしたけど、なかなか仕事が決まらず

お金もないから泣く泣く帰国…というパターン。

 

私がいたカナダのバンクーバーは、ファーストフード店は多いものの、

日本と違って安く手軽に食べられる定食屋もなければ、

ビジネスホテルも少ないため、食費も宿泊費もかさむ一方でした。

 

とにかく、自炊が出来る環境にないと大きな出費になるので

下準備(貯金)はとても大切です。

 

長くワーキングホリデー生活をしたい人は、出国前に少しでも多く貯金しておくのがベストです。

 

ワーキングホリデーの理想と現実!半年で帰国した私が下準備の大切さまとめ

 

10年前の苦い思い出を、独り言のように呟いてみました。

せっかく今からワーホリに行くあなたには、私のように失敗してほしくない!

と思い、私が体験した厳しい現実について、書いてみました。

ワーホリは楽しいばかりではなく、仕事が決まらずお金が足りず、

泣く泣く途中帰国する人もたくさんいる現実。

貯金はなるべくガッツリためて、英語力を身につけるなどの下準備をきちんとしたうえで、

思いっきりやりたいこと全部やって一年丸ごと楽しみましょう!

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