私は買い物が大好きなんですが、旦那と行くといーっつもイライラされて、
しまいにはお店の外でイライラタバコを吸って待ってる始末。
やっと、これだ!と選んだ可愛いワンピースも、旦那に見せたら
「なんか、太って見えるし、生地も通気性も悪そうじゃない?」
とケチつける。
「じゃぁ、なんで最初から一緒に選んでくれないの?」
と、私もイライラ…
実は私の旦那に限ってではなく、世の男性は往々にして
女性の買い物=拷問に値する
と感じているんですって!
「拷問」って…
どうも、男性と女性の買い物の仕方や価値観には大きな違いがあるようです。
男女の買い物は価値観が違う!
何もかも“真逆“な男女の買い物に対する価値観。
カンタンに表にすると、こんな感じ
男性 | 女性 | |
商品にたどり着くまでの行動 | 直行 | 寄り道 |
商品にたどり着いた後の行動 | 比較検討・客観視 | 直感 |
価値観 | スペック(性能) | イメージ |
優先事項 | 実用的かどうかを客観視 | ワクワク大事 |
男性=スペック重視の現実派、女性=イメージ重視の感情派
男性は、商品の性能や実用的かどうかのスペックを比較検討し、客観的に見て最終的に判断します。
なので、競合他社のA商品、B商品、C商品を比較して、
「どの機能が、どう優位だったからA商品に決めたのか?」
を説明できます。
一方、女性は、商品のスペックは後回しで、まず、全体をイメージで捉えます。
「私の部屋やいつものファッションにあうか?」
「これをもって出かけたら気分がワクワクできそうか?」
などなど、買う前に、その商品と一緒にいるハッピーな私がイメージできるかどうかを重要視します。
男女の買い物・仕方の違い
男性=結果重視、女性=プロセス重視
男性:「商品は同じなんだから、どの店で買っても一緒だよ?」
女性:「いや!せっかく買うんだから、いつものお店で、対応が丁寧な店員さんから、気持ちよく買いたいの!」
よくありがちな、男女の買い物の仕方の違い。
なぜこのようなすれ違いが起きるのかと言うと、
男性は一般的に商品を買った結果、得られる成果にこだわる一方で、
女性は、その買い方や、買うまでのプロセスにこだわる人が多いからなんですね。
男性は、下調べをして自分で商品の優劣を分かった上で、売場へ最終確認に行く男性に対し、
女性は、とりあえず漠然としたイメージのままお店に入り、売場の雰囲気や店員さんとの会話など、
買い物をするプロセスそのものも、商品の価値の一部としてとらえます。
裏を返せば、女性は、購入しようとレジまでいったけど、店員の態度や余計な一言にカチンときて、
買わずに店を出ていくということもありえるのです。
女性にとっては、買うまでの「気分」も買い物の一部ってことですね!
このため、男女ともに、互いの買い物に付き合うことにイライラを感じるのは当然といえば当然。
もうすこし具体的に、男女の買い物の違いについて解説しましょう。
女性の場合=寄り道後に直感で選ぶ
女性の買い物スタイルやパターンは、あちこち寄り道・道草型。
女性脳は
「右脳(感じる領域)と左脳(顕在意識)が頻繁に連携しあい、直感が働く脳」
が優れた生き物。
当然、買い物をするときも、これだ!と直感でピンとくる商品に出会うまで、決して買おうとはしません。
女性にとって、寄り道=直感にたどり着くための準備運動、みたいなもの。
買い物をスタートしたら、お店中を
「あれも見たい!これも見たい!」
「あっちも気になるし、これもかわいい~!」
と、うろうろしながら、
自分のお目当ての物にたどりつく、という感じ。
女性は、買い物をするとき、いきなり目的の売り場に直行することはなく、
電気ポットを買いに来たのに、靴売り場で試着してみたり、いぬ模様のハンカチに気をとられてしまうのが普通です。
この傾向はネットショッピングでも同じで、
本当に買いたいモノにたどり着くまで、関係のない商品をサーフィンしまくるのが、女性の買い物の仕方。
男性の場合=直行後に比較検討して選ぶ
一方、直感が働きにくい男性脳は、女性とちがって「比較検討」で商品を選びます。
このため、直感力チャージのための「寄り道」は不要というワケ。
人類の歴史の中で、狩猟採集生活だった男性脳は
「最小リスク、最短の時間と距離で、最大の成果を上げる結果を重視」
という考えがDNAに組み込まれているため、まっすぐに目的の売り場に直行します。
つまり、男の買い物は、
「まずは目的の売り場にたどり着き、そこで代替案とのスペックを比較検討して選ぶ」
ことが買い物の醍醐味・楽しさなのです。
女性と男性・お互いにイライラする原因と理由
というわけで、男性にしてみれば、女性の買い物は
- 時間の無駄
- 効率が悪すぎる買い物の仕方
に見えてしまいうのですね。
男性が女性に対して、一番やってしまいがちなミスは、
女性が素晴らしい直感力を使ってこれだ!と選んだ商品に、ケチをつけてしまうこと。
「もっと、他のと比べてみたら?絶対こっちのほうが実用的だよ?」
なんて言ってしまった日には、、さぁ大変!
男性にしてみれば適切なアドバイスだったつもりでも、女性にいしてみれば
「ぜんっぜん私の気持ちわかってくれない!」
と、買い物で高まった女性の気持を一気にしぼませてしまいます。
男性諸君、女性はまず気持ちに共感してあげることが大事ですよ!
男=数ある中から選びたい・女=運命的にたった一人に出逢いたい
このように、男性は、数ある候補から「ベストなモノを選びたい」。
比較検討できる「多数の候補」がまずないと、話が始まらないのですね。
いっぽう女性は、「私だけの特別・運命なモノに出逢いたい」。
出逢ってしまえば、何を言われようが、他のことなんてぜんぜん目に入らないのです。
実践!買い物嫌いの彼氏や旦那に付き合ってもらうには?
買い物に対しての価値観や選び方のプロセスが何もかも違う、男性と女性。
私は買い物に行く前、旦那によく、
「で、何を買いに行くの??」
と聞かれますが、
何?って聞かれてもね…(笑)
目的の物は一応あるけど、それ以外にも、いいものがあればイロイロと主婦はみたいんです!
なるべく相手(旦那や彼氏)をイライラさせないように、
先手必勝で何をすればいいでしょうか。
「先に宣言」する
私自身が、買い物についてきてほしい旦那に実際にやっていること。
「今日買いたいの壁掛け時計ね」
「マフィンを作りたいから、材料を買うね」
「この間買ったスカートが気に入ってね!今日はこれに合うカーディガンを探したいの」
など、買い物を始める前に、何を買いたいのか、何を探しているのかを。先に宣言します。(決まってなくてもw)
そうすると、何を買うのかが分かっているので、ひとまず旦那も安心して、付き合ってくれるようになりました。
欲しいもの・買いたい物を宣言しておくことで、旦那も何を探してて何を買いたいのか具体的に分かるので
イライラされることが少ないと感じました。
これはスーパーマーケットに行った時も同じ。
ダラダラとカートを連れて歩いてこられるより、買い物リストを伝えておくといいんです。
いつ終わるか分からない女性の買い物。
男性にとっては拷問とまで例えられるわけですから、
少しでも具体的に伝えておけば、旦那も私もイライラすることなく、買い物に集中できますね。
「時間差攻撃」が有効
仲のいいカップルでも、お店についたら、買い物は別々行動、というのも良いでしょう。
家具など、どうしても2人で選ばなければならない場合は、「時間差攻撃」もおすすめ!
じっくりスペックを比較検討に時間をかけたい男性を先に目的の売り場に送り込み、
女性はぶらぶらしたあとに合流する作戦です。
本棚なら本棚、寝室用ランプなら寝室用ランプ、など、二人で買う商品が先に決まっていれば
直観力がチャージ完了した女性が合流後に「あ、これ素敵~」と駆け寄った商品に、
「それはなかなかいい選択だよ。でも、棚の幅が10cm足りないんだ、いいの?」
と男性は有益で的確なアドバイスをしてくれるでしょう。
《買い物で女性が事前にとるべき行動まとめ》
- 先に○○を買うよと宣言して相手を安心させる
- 一緒に行っても店内では別行動
- どうしても2人で買い物をするときは「時間差攻撃」で
男女で買い物の価値観や仕方が違う?旦那や彼氏に付き合わせる方法まとめ
男性と女性の買い物についての価値観や仕方が違うのは、脳の作法の違い。
永遠にお互いが、相手をおろかに見えてしまうのが、男女の買い物です。
イライラしても始まらない。賢く楽しみましょう!
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