夏の季節の雑草として、路地裏や河原で見かけるヒメジョオン(姫女苑)。
ヒメジョオン(姫女苑)は、ひっそりと美しく咲く姿から、
花言葉=《素朴で清楚》。
ヒメジョオン(姫女苑)は、春の味覚として親しまれているハルジオン(春紫苑)と、
見た目がそっくりで間違いやすいですが、
ヒメジョオン(姫女苑)も食べることはできるのでしょうか?
ヒメジョオン(姫女苑)の季節
“夏の花”として親しまれるヒメジョオンの見ごろは6-10月頃。
長ければ秋ごろまで長く見られる野花です。
見た目がそっくりな“春の花”ハルジオンと共に、道端でよく見かける雑草の一つ。
ヒメジョオン(姫女苑)の特徴
ヒメジョオンの花色は白(まれに薄紫の花)を咲かせる一年草です。
キク科ムカシヨモギ属の植物で、背の高さが30〜150cmにもなります。
ヒメジョオン(姫女菀)
別名:柳葉姫菊(ヤナギバヒメギク)
学名: Erigeron annuus
属性: キク科・ムカシヨモギ属
原産地: 北アメリカ
開花期 :5-8月
花の色 :白
ヒメジョオン(姫女苑)の花言葉と由来
ヒメジョオン(姫女苑)の花言葉は、
「素朴で清楚」。
北アメリカ原産で、ヨーロッパ、アジアに広く分布しています。
日本には、1865年ごろに観葉植物として導入されたヒメジョオン。
その強い繁殖力から明治時代には雑草扱いとなりましたが、
ずっと見ていても飽きないような、素朴な美しさをもつ花です。
花言葉の「素朴で清楚」も、見た目の花姿に由来するといわれています。
ヒメジョオンの誕生花
- 11月18日
ヒメジョオンとハルジオンの違いと見分け方
ヒメジョオン(姫女苑)によく似た同属の花といえば、ハルジオン(春紫苑)があります。
一般的に、ハルジオンの方が背が低く、花が大きく細かい花びらがギッシリ、
一方、ヒメジョオンは背が高く、花は小さめという特徴があります。
また、ハルジオンは根本に葉があるのに対して、ヒメジョオンの根本はすっきりしています。
また、ポキッと茎を折ってみるとハルジオンの茎には空洞がありますが、
ヒメジョオンの茎には空洞がありません。
▼違い詳しくはこちら▼
ヒメジョオンとハルジオンは食べる習慣もある?
ヒメジョオンとハルジオンは、キク科の植物だけあって、どちらも食すことができます。
とくに、ハルジオン(春紫苑)のほうは、葉、茎、新芽や若芽、蕾(つぼみ)など、
てんぷらやお浸しなど、春の味覚として、大半が可食部位として美味しく食べられます。
ハルジオン(春紫苑)は、春菊のような苦みとアクの強さが特徴なんだそうですよ!
ヒメジョオン(姫女苑)は美味しくない…?
ただ、一年草で夏に咲くヒメジョオン(姫女苑)のほうは、ネットを見ても
「ヒメジョオン、食べたけどあまりおいしくなかった…」
と言う声も多くいようで、味はハルジオン(春紫苑)よりは落ちるみたいですね。
ハルジオンとヒメジョオン、どこにでも生えてる雑草でどちらも食べられますが、
いずれにしても、除草剤などが散布されてないような自然の河原近くの、あまり成長しきってない若い芽を選んで、
すぐに食べるようにしてくださいね!
ヒメジョオン(姫女苑)の季節や花言葉や特徴は?食べる習慣は?まとめ
夏の野花のヒメジョオン(姫女苑)。
6月ごろは、春のハルジオン(春紫苑)も一緒に見られるため見分けがつきにくいですが
見分け方などを知れば、お散歩の楽しい話題になりそうです。
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