会社(職場)での結婚報告、
「明日の朝礼で一言挨拶、お願いね」
と直属の上司から言われたら…
失敗しないための事前準備は大丈夫でしょうか。
- 引き続き仕事を続ける場合
- 退職を伴う場合
- 旧姓のまま仕事を続ける場合
など、状況は人それぞれ違いはあれど、短く簡潔に、難しく考える必要はありません。
朝礼で結婚報告する際に使える文例や報告までの流れ、事前の注意点などをまとめて紹介します。
会社(職場)へ結婚報告!朝礼で伝えるべき内容と要点【挨拶の例文】
朝礼での結婚報告は「短く簡潔に」が重要です。
ダラダラ長く話す必要はなく、極論、結婚する事が伝わればいいので、
「(いつ)結婚します」+「今後の仕事の方針」+「よろしくお願いします」
が伝われば十分、30秒程度で良いでしょう。
出会った経緯とか、相手の年齢とか職業なども、いう必要はありません。
文例1)引き続き仕事を続ける場合
文例2)退職を伴う場合
文例3)旧姓のまま仕事を続ける場合
文例4)同時に妊娠している場合
文例5)お祝い金をもらってる場合
など、シチュエーション別に、朝礼での結婚報告にそのまま使える文例を紹介します。
文例1)引き続き仕事を続ける場合
まずは、できるだけ手短に、必要最低限の内容だけ伝えたいという方におすすめの文例です。
例)
「おはようございます、この度結婚することになりました。今後も仕事は続けてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。」
例)
「お忙しいところお集まりいただきありがとうございます。わたくし◯◯月に入籍することになりました。
より一層業務に励んでまいりますので、今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。」
例)
「私ごとですが、報告させていただきたい事があります。実はこのたび結婚することになりました。
休暇取得などで今後ご迷惑をおかけすることもあると思いますが、今後ともよろしくお願いします。」
この程度の短さでも、伝えるべき内容は含まれているので問題ありません。
結婚式に職場の人の招待を予定していない場合は「〇月に結婚式をします」というと、
招待されるのかどうかも気になるので、余計なことは言わなくてOKです。
文例2)退職を伴う場合
寿退社などで、退職を伴う場合は、いつ退職なのかも一言添えましょう。
例)
「私ごとではありますが、◯月に結婚することになり、それに伴いまして、〇月末をもって退職させて頂くことになりました。
業務引継ぎなどで、ご迷惑をおかけすることもあると思います。
残り少ない日数ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
ちなみに、
「今後は、この職場で得た経験を生かしながら、幸せな家庭を築いていきたいと思っています。」
「今まで本当にお世話になりました」
なども定番ですが、これは仕事の最終日(退職日)置いておきましょう。
まずは、自分の抱えている業務をスムーズに引継ぎが行えるように、
周りに協力してもらえるような謙虚な姿勢を示したほうが良いですね。
文例3)旧姓のまま仕事を続ける場合
社内結婚で女性の場合は特に、旧姓のまま仕事を続けたいという人もいると思います。
例)
「社内では旧姓〇〇のままで、引き続き宜しくお願いします。
あ、でも本当の名字でも気づきますので大丈夫です!」
逆に、名前が変わる場合は
「名前は〇〇に変わります!でも旧姓のまま呼んでいただいても大丈夫です!
皆さん引き続きよろしくお願いします!」
といえば周りが和やかになるかもしれませんね。
文例4)同時に妊娠している場合
結婚発表と同時に、すでに妊娠が分かっている場合、
「周りには安定期に入ってから伝えたい」
という人もいると思いますが、まずは直属の上司に相談し、判断を仰ぎましょう。
他の社員に報告するタイミングは上司と相談して決めましょう。
文例5)お祝い金をもらってる場合
朝礼で改めて結婚報告の挨拶をする場合、同部署からすでにお祝い金をいただいている場合もあります。
例)
「○月×日に無事入籍いたしました。その節は皆様からも、お祝いを頂きどうもありがとうございました。
(お辞儀)
これからは家庭を持つ身として、よりいっそう仕事に励んでいきます。
ますますご指導の程、宜しくお願い致します。」
など、感謝の気持ちと今後の決意をしっかり伝えれば、気持ちのいい挨拶になります。
会社(職場)へ結婚報告!朝礼でするときの注意点3つ
会社の朝礼での結婚報告はごく一般的。
「大勢の前で結婚報告するのは恥ずかしい…」
という人もいるかもしれませんが、じわじわとウワサが広がることも無いですし、
職場の同僚や同じ部署の人に一人ずつ報告するよりは失礼がなく、
一斉に多くの人に知らせることができるため、効率的です。
まずは上司に報告を
結婚が決まったら、まずは直属の上司に伝えましょう。
結婚後の仕事や、休暇取得の相談、書類上の手続きが発生するため、
上司に報告する前に、ある程度方向性を決めておいて、話が一度でスムーズに済むようにします。
上司への報告はメールではなく、必ず直接、口頭で行なってください。
「お忙しいところ失礼いたします。ご相談したいことがあるので、後で2~30分ほどお時間いただけませんか?」
と直接声をかけましょう。
朝礼のセッティングはどうするかを上司と決める
自分から「朝礼で報告したいです!」と主張する必要はありませんが、
上司から「じゃあ明日の朝礼で皆さんに報告してくれる?」
と言われた場合に、朝礼で報告しましょう。
基本的に第一声のタイミングは上司にお任せします。
基本の流れとしては、いつもの朝礼の最後に
「では、〜さんから皆さんに報告があります、どうぞ」
と呼ばれ、報告することになります。
もし朝礼がない会社の場合は、
「〜さんから報告がありますので、みなさんちょっと集まってください。」
と上司から同じ部署のメンバーに声をかけてもらえる場合もあります。
会社の規模にもよりますが、報告する範囲も上司の指示に従います。
基本的に同じ課や自店舗の範囲で十分、人数の目安としては10人~20人くらいでしょうか。
上司に結婚報告をするタイミングは?
上司に結婚報告をするタイミングも大切です。
結婚と同時に退職を希望する場合は、少なくとも半年(6ヵ月)前には伝えたほうがいいですね。
結婚後も仕事を続ける場合でも、結婚式(入籍)の3ヵ月前には報告します。
ただし「退職願」の提出期限など、
社内規定で報告期限が定められている場合もあるので、事前に規定の確認は必須です。
いずれにしても、あなたの結婚にともなって、人事異動や有給休暇、仕事の引継ぎなど、
周りの人の業務に影響が出ることは変わりないため、早め早めの報告を。
男性も女性も、職種が違っても、結婚報告の時期は同じです。
会社(職場)へ結婚報告!事前に知っておくべきマナー
1、順番と内容に気をつけて報告
職場で結婚報告をする時は、
- 直属の上司
- 直属の上司の上役
- 同僚
- 取引先
という順番になります。
ただし、直属の上司以外への報告は、ケースバイケース。
報告の順番も含めて、まずは直属の調子に相談してください。
特に、他人から直属の上司の耳に入るのは絶対に避けましょう。
なお、報告の際は、
- 入籍日
- 今後の働き方について
- 苗字の変更をするか否か
- 結婚式の有無や招待の有無
- 休暇取得の予定
- 妊娠している場合は働き方や産休についての相談
など、今後について、伝える情報をきちんと整理しておく必要があります。
なかでも業務に関わる事項は、周りの人とのすり合わせもあるため、
できるだけ早めに明確に決めておきましょう。
できるだけ細かいスケジュールを伝え、結婚後の仕事に支障が出ないようにしなければいけません。
会社(職場)へ結婚報告!朝礼挨拶の例文&失敗しないためのマナーまとめ
- 結婚報告の挨拶を職場の朝礼で行うのは一般的
- セッティングは直属の上司に任せる
- 報告の内容は簡潔に短くが◎
会社でおこなう朝礼での結婚報告は、事前準備がもっとも大切です。
仕事の引き継ぎをスムーズにするためにも、まずは早めに直属の上司に相談しましょう。
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