お風呂の残り湯の使い道は洗濯以外も!入浴剤でも活用できる?

お風呂の残り湯

 

 

お風呂の残り湯の雑菌は一晩放置で1000倍に増えるという恐ろしい事実。

とはいえ節水・節約を考えると、活用した方がいい気もするし…。

そもそも、お風呂の残り湯を追い炊きして翌日も入ったり、

洗濯水として再利用するのは衛生的に大丈夫なんでしょうか。

お風呂の残り湯は洗濯に再利用するのが定番ですが、注意しておきたいポイントが2つ。

それは雑菌入浴剤です。

今回は、残り湯を洗濯に使う時のメリット・デメリット、

残り湯の使い方について紹介します。

 

お風呂の残り湯を洗濯で使うメリット

 

まずは、お風呂の残り湯の活用法の王道、洗濯に使うことのメリットから。

 

節水・節約はどれくらい?

お風呂 残り湯

お風呂のお湯は浴槽サイズにもよりますが、200〜300リットル

1回の洗濯では、洗い+すすぎを含めて100リットル近くの水を使っています。

 

 

これだけの水を毎日使っているとなるとかなりモッタイナイですよね。

 

お風呂の残り湯を、洗濯水に使えばそれだけ節水・節約になります。

1回の洗濯で利用する水の量を90L・1年間(1日1回365日)洗濯機を使うとすると、

年間32,850Lの節水、年間約8,444円の節約になります。

(東京ガスの調査より一部抜粋)

 

年間8,444円なら、1日あたり23円の節約の計算に。

洗濯機から水をくみ上げるポンプの電気代は、多く見積もっても一回2円ほどですので、利用価値は高そうですね。

 

お湯で洗浄効果UP&肌に優しい

お風呂 残り湯

食器を洗う時、水よりお湯の方が油汚れが落ちやすいという経験があると思いますが、洗濯も同じ、

衣類の主な汚れ原因は、皮脂や食べ物のアブラ汚れです。

 

 

お風呂の残り湯は、家族全員が入り終わったらすぐに、温かいお湯のまま洗濯機にも使えます。

 

残り湯を温かいうちに使えば、汚れも落ちやすいメリットがあります。

“肌が弱いから刺激の強い洗剤は使いたくない“

“環境のために合成洗剤は避けたい“

という人にもお風呂の残り湯は最適ですね。

 

環境や肌にやさしい「洗濯石けん」は、どうしても水に溶けにくい、洗浄力が弱いという点も多いですが、

温かいお風呂の残り湯ならその心配はありません。

 

お風呂の残り湯を洗濯で使うデメリット

 

お風呂の残り湯について「節水・節約」という視点から考えれば、

・毎日欠かさずお湯の入れ替え派
・2日は残り湯を活用して追い焚き派
・半分位残して足し湯派

など人によってライフスタイルはさまざま。

 

ですから、ガス代・水道代を合わせて、結局どれが一番おトクなの?という点が気になると思います。

答えとしては、

ガス代・電気代は地域や各家庭の使用量・契約内容によって異なる
。給湯器の機種・外気温(季節)によって熱効率が違うので、各家庭で節約方法が同じとは言えない

というのが答えになってしまうため、

結局は衛生面を大切にするか、エコ(節約)を重視するかによって意見が分かれることになります。

 

衛生面・雑菌の繁殖は1000倍!

 

衛星微生物研究センターの試験結果によると、

入浴前に比べ入浴直後の菌数は約3倍に増えます。

 

さらにたった一晩放置することで、菌数は約1,000倍にも増加するとのこと!

 

 

この菌というのは、人の身体(皮膚など)に由来する細菌なので、感染して病気になるという事ではないですが、

身体の汚れを落としてから湯に浸かるなどの心がけで、少しでも減らすことができます。

 

もちろん『追い炊きをすれば殺菌できる』という認識はNG。

 

40℃程度では死滅しない菌が多く、

特にジオネラ菌などの有害な菌を殺すためには、60℃以上に沸かさないとダメなのです。

 

洗濯物が臭くなる?

お風呂 残り湯

お風呂残り湯を使って洗うと、どうも洗濯物がクサイ…。

 

乾燥機を使わず自然乾燥をさせると出てくるこのお悩み。

そのニオイのもとは『雑菌』が残っているからです。

 

 

とはいえ、これも残り湯の使い方次第で解決できます。

 

洗濯物がニオわないようにするためのポイントは、

残り湯をすすぎに使わないこと。

 

お風呂の残り湯は洗剤を利用する「洗い」の工程のみに使用し、

「すすぎ」の工程では水道水を使うように洗濯機のボタンをセットすれば解決します。

 

雑菌には重曹がいい!

 

どうしても雑菌の繁殖が気になるという場合は、家族全員が入浴した後に

『重曹』

を入れておくことも臭い対策に効果的です。

 

水がアルカリ性になり、雑菌の繁殖を防いでくれます。

 

重曹は、もともと浴槽のお掃除や、入浴剤としても使われている成分。

 

重曹入りの入浴剤を選べば、肌もスベスベ、浴槽の汚れ防止にもなり、残り湯でお洗濯にも使えて

まさに一石三鳥というわけ!

 

▼人気シリーズ「きき湯」も重曹入りです

お風呂の残り湯は入浴剤入りでも洗濯に使える?

 

お風呂で入浴剤を使ってリラックスタイムを楽しむ人も多いと思いますが、

残り湯は洗濯に使っても良いのでしょうか。

Q、入浴剤を入れたおふろの残り湯をお洗たくに使ってもいいの?

花王の「バブ」や「エモリカ」、「キュレル」「ビオレu」の入浴剤や入浴液をお風呂に入れて使った後の残り湯は、

お洗たく(洗い)にも使えます。

ただし、残り湯には、入浴剤の他に汚れ等も含まれています。お洗たくに使う前に、必ず製品の表示をよくお読みください。

「すすぎには清水(水道水)を使う。」等の注意事項が書かれています。

引用:花王製品Q&A

 

入浴剤入りの残り湯と洗濯洗剤で洗った後も、すすぎは『水道水』で行うのが基本です。

 

最近は、消費者ニーズに合わせて入浴剤のパッケージに

『残り湯は洗濯に利用できます、ただし“すすぎ“以外でお願いします』

とわざわざ書いてある商品も多く見かけるようになりました。

 

現在のほとんどの入浴剤は、残り湯が汚れにくく、

かつ入浴剤が洗濯洗剤の働きを妨げないように商品開発されているのだとか。

 

以下のポイントに注意して、効率よく入浴剤の残り湯を使ってくださいね。

・残り湯と柔軟剤を一緒に使わない
・残り湯でおろしたての衣類を洗濯しない
・色のついている入浴剤の残り湯でつけおきはしない
・すすぎは清水(水道水)を使う
・毛・絹・おしゃれ着用の洗剤(エマールなど)で洗濯する時は残り湯は避ける

 

お風呂の残り湯は洗濯だけじゃない!3つの使い方

 

お風呂の残り湯は、洗濯に使う意外に再利用する方法もご紹介します。

 

【お風呂の残り湯】掃除に使って再利用

 

床や壁の拭き掃除、汚れのひどい靴洗いや、ドロドロに汚れたユニフォームを洗うときにも効果的です。

 

【お風呂の残り湯】洗車やトイレ掃除に使って再利用

 

車の洗車は、1回で大量の水を使うので、残り湯は大活躍です。

 

水を多く使うトイレ掃除なども、最初に残り湯を使って洗剤でヨゴレを落とし、仕上げに水道水で仕上げれば、

水の使用量はグンと節約になりますよ。

 

【お風呂の残り湯】植物の水やりや打ち水に使って再利用

 

自宅のベランダの花に少し水をあげたい時、ガーデニングをしている人は、お風呂の残り湯を再利用できます。

 

ただし、植物に使う際は、冷めた水の状態で使用しましょう。

 

また、お水の状態なら、暑い夏の玄関前の打ち水にも使えるので試してみましょう。

 


お風呂の残り湯を上手に活用する工夫5つ

 

風呂の残り湯活用法について

『節約・節水』

『衛生面』

を考えると、他にも次のようなことが効果的です。

 

1)体の汚れを取ってから湯船に入る

 

お風呂に浸かるまえに、身体を洗わず湯船に入らないように注意。

 

身体の汚れをシャワーなどで洗い落としてからお風呂に浸かれば、菌の増加を軽減できます。

 

2)お湯が冷めにくくする工夫をする

 

入浴後、浴槽のフタをちゃんと閉めるだけでも、お湯が冷めにくい工夫ができます。

 

また、不要な『追い焚き』などしなくていいように、家族全員がなるべく同じ時間に入るのが理想的です。

 

3)入浴後はごみや汚れを取り除く

 

入浴後、湯船に浮いたゴミや汚れを取り除くことは、次に入る人が気持ちがいいだけでなく、

付着した雑菌などの増殖を抑えることにもつながります。

 

4)洗濯に使う時は、お湯が温かいうちに使い切る

 

「時間が経つほど、菌の数は増殖する」

「温度が高いお湯の方が汚れが落ちやすい」

という点から、家族全員のお風呂が終わったらすぐに、洗濯機を回すことがポイントです。

 

5)シャワーを使うことを見直してみる

 

髪や体を洗った時はシャワーで流すという方も多いと思いますが、

これが意外に大量の水を使っています。

 

流すシャワーからのお湯を湯船のお湯に変えることも、とても節水につながります。

 

最近は

『省エネタイプのシャワーヘッドに買い替える』

という人も多いので、いちど検討してみてはいかがでしょうか。

 

お風呂の残り湯の使い道は洗濯以外も!入浴剤でも活用できる?まとめ

 

お風呂の残り湯は、洗濯に使って再利用するのがもっとも王道で、

入浴剤を入れたお湯も使えますが、「すすぎの際に使うのはNG!」など、気にかけてほしい事はありました。

お風呂のお湯は、見た目がキレイでも残り湯には目に見えない雑菌がいっぱい!

雑菌ですぐ病気になる可能性は低いとはいえ、やはり長期放置は避けたいところ。

なるべくその日のお湯はその日に使い切ったほうが一番衛生的と言えます。

節水・節約のためという事であれば、洗濯に使う以外にも、シャワーで流す動作を見直してみたり、

きちんと蓋を閉めたりと工夫できることは他にもたくさんあります。

ご自身やご家族ににとってベストな方法でお風呂の残り湯、見直してみてくださいね!

 

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