ミルキンmil-kin(見る菌)の価格やアプリは?使い方や倍率も!

ミルキン

 

バクテリア・セルフチェッカー『mil-kin(見る菌)』は、スマートフォンやタブレットを使い、

微生物の有無のチェックができる、持ち運びにも便利な小型の顕微鏡です。

『mil-kin(見る菌)』のコンセプトは、“菌や微生物の汚れまでもスマホで見る時代!”

飲食店や家庭での衛生管理がますます求められる中、なんと、スマートフォン一つで

その場で、スマホ一つで「菌」の存在が確認できる顕微鏡なんです。

  • ミルキンの価格
  • ミルキンの使い方

などもご紹介!

ミルキンmil-kin(見る菌)の価格

 

ミルキンは、菌を「見える化」をすることで、

もともと小規模の食品工場や飲食店で手軽に衛生管理ができるようにと開発された商品。

昨今は、衛生に関する意識の高まりから、一般家庭からも問い合わせが殺到していると注目の“小さな顕微鏡”です。

メーカー名 株式会社アクアシステム
会社情報 群馬県前橋氏富士見町 1986年5月設立
商品名 「ミルキン」(mil-kin(見る菌)
大きさ 高さ約15㎝・幅約18㎝・奥行き約11㎝
重さ 約450g
価格 9万9800円(税抜)~
WEBサイト https://www.mil-kin.com/

 

「ミルキン」は、殺菌性の高い電解水製造装置などの販売を行う「アクアシステム」が開発した、

菌の存在を自分で確認できる、バクテリアセルフチェッカー。

 

顕微鏡の倍率は1千倍で、1ミクロン以上の菌を見ることができ、

  • 黄色ブドウ球菌(1ミクロン)
  • O157を含む大腸菌(3ミクロン)

など、食中毒の原因菌も肉眼で見ることができます。

 

ちなみに【ミクロン】(μ)とは、マイクロ】(μ・μm)とも言います。

マイクロはミリの0.001倍、ナノの1000倍。つまり

  • 1ミクロンは1000分の1ミリ
  • 1ミクロンは1000ナノグラム(ng)

になるので、

大きさが3ミクロンのO157の大腸菌なら、

ミルキンでみれば、3ミリ程度の大きさまで、ハッキリ肉眼で見れるということ!

 

菌が気になる飲食店舗や食品工場、医療現場のほか、

歯科での口腔内チェックや、教育機関での学習用ツールまで、様々な分野で活用できます。

 

『mil-kin(見る菌)』の特徴

 

『mil-kin(見る菌)』は、コンパクトで軽いので持ち運びもラク、防滴、防塵仕様なので使用場所を選びません。

単三電池2本で操作するため、電源コードも不要、

綿棒と乾電池のコストだけで、気になる箇所をいつでもすぐに「菌」をチェックできます。

 

スマートフォンで映し出すので、複数人が同時に確認可能で、スマホカメラを使うため、

データ保存や共有が容易に可能・ランニングコストがほとんどかかりません。

 

細菌とウィルスの違い

 

人の健康に悪い影響を与えるとされる病原微生物の中には、

今回の【細菌】という種類と、【ウイルス】とに分けられますね。

どちらも非常に小さいため顕微鏡でしか見ることが出来ない大きさですが、2つの大きな違いは何なのでしょう。

細菌の特徴

細菌は細胞もった単細胞生物。糖などの栄養と水があり、適切な環境のもとでは、生きた細胞がなくても自分自身で増殖できます。例外はありますが、抗生物質などで、細菌の細胞などを攻撃できる薬が有効です。

※大きさの単位は、通常1mmの1/1000の単位μm(マイクロメートル)】が用いられる

ウイルスの特徴

ウイルスの大きさは細菌よりもはるかに小さく、細菌のように栄養を摂取してエネルギーを生産するような生命活動は行うことができず、単独では生存できず、生きた細胞の中で増殖していきます。

一部インフルエンザウィルスのように有効な抗ウィルス剤の薬はありますが、基本的に抗生物質の効力はありません。

※大きさは細菌の単位のμmの更に1/1000の単位nm(ナノメートル)】が用いられる

 

ウイルスの方が菌よりはるかに感染力が強いのは、

ウイルスの飛沫核が非常に小さく空気中に容易に浮遊でき、安易に体に侵入しやすいから。

ウイルスは菌よりさらに1000分の1程度の大きさではるかに小さいため、

現状『mil-kin(見る菌)』でウイルスまでは見ることは、

残念ながら現実的にまだ難しい、ということになります。

 

ちなみに、新型コロナウイルスの大きさは約100nm(ナノメートル)!ミルキンで1千倍にすると100μm(マイクロメートル)だから0.1ミリ…最小の点くらいには見えるかも!?

 

ミルキンmil-kin(見る菌)の使い方【動画】

 

ミルキンの使い方はとても簡単!

食品をカットする機械やまな板など、汚れを確認したい部分を綿棒でこすり水を垂らして、

専用台に置いたスマホのカメラ機能で菌が映し出されるという仕組みで、

作業自体は数分で終了します。

 

ミルキンの使い方かんたん4ステップ!

 

使い方例はエノキダケの胞子です。

 

1.検査したい部分を水で濡らした綿棒でこする

ミルキン

 

 

 

2.本体のステージ部分に綿棒についた試料を塗り付ける

ミルキン

 

 

 

3.およそ1000倍に拡大したものがスマホに映し出される

ミルキン

 

 

 

4.スマホ画面なので拡大も自由自在、そのまま写真や動画に記録する事が可能です。

ウヨウヨと菌が実際に動くところをリアルにみることができます。すごい!

ミルキン

 

ミルキンmil-kin(見る菌)の注文方法・アプリはある?

 

ミルキンの注文は、株式会社MILKINのホームページで専用注文書をダウンロード、

  • メール
  • FAX

にて、日本国内のみの発送とのこと。

スタンダードタイプはすでに(Amazonのみのようですが)通販でネット販売もされています。

ただ、アプリなどはまだ無いそうで、これから買い方もお値段も、ますます便利に手軽になるといいですね!

 

ミルキンmil-kin(見る菌)で細菌をチェック!食中毒とは?

 

例年のように報告される集団食中毒。

原因菌はさまざまですが、

  • 黄色ブドウ球菌
  • O157を含む大腸菌

などは、毎年のように猛威をふるっています。

 

O157の例

大腸菌

「O157」は環境中に存在する「大腸菌」の一種で、食中毒を引き起こす代表的な細菌の一つ。

 

菌の大きさは、直径約3ミクロン程度の大きさ。

 

O157は主に、家畜(牛、羊、豚など)の大腸をすみかとし、

汚染は家畜糞便から水や食物を介して感染したり、感染した人から人へ感染します。

 

菌がそれほど多くなくても(100個程度で)下痢、腹痛などを起こすので、

O157感染症は、他の食中毒に比べて気温の低い時期にも頻繁に発生しています。

 

黄色ブドウ菌の例

黄色ブドウ球菌

 

黄色ブドウ球菌は、見た目通り、丸いぶどうの房が連なっていることから名付けらたそう。

 

細菌の大きさは直径約1ミクロンほどで、ヒトや動物の傷口(特に化膿しているもの)をはじめ、

手指・鼻・のど・耳・皮膚などに広く生息している常在菌です。

 

黄色ブドウ球菌は、健康な人でも、20〜30%が菌を保有していると言われていて、

  • 食中毒
  • 肺炎
  • 髄膜炎
  • とびひ

など、さまざまな感染症を引き起こします。

感染すると、食後1~6時間で、吐き気、おう吐、腹痛、下痢などの症状が続きます。

 

ミルキンmil-kin(見る菌)の価格やアプリは?使い方や倍率まとめ

 

ミルキンmil-kin(見る菌)の顕微鏡の倍率は1千倍アプリではなく、顕微鏡本体を購入する必要があります。

今までその存在や脅威は知っていても、小さすぎて目に見えることはできなかった「菌」という存在。

実際に目にみえることで、予防対策の意識が広がればいいですね。

一般のご家庭でも、お子さんと一緒にみることで「科学」という世界が身近に感じられる学習ツールとしても、とてもいい商品だと思いました。

また、同じように思っていた「ウイルス」も、細菌の更に1000分の1という小ささの単位が用いられることも驚きました。

もしかしたら将来

「ウイルスもスマホで見る時代」

が来るかもしれません!

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