タマスダレ(玉簾)の匂いや毒性は?ノビルとの見分け方画像や花言葉も紹介!

タマスダレ

 

花壇で見かける白いタマスダレ!綺麗だけど球根がノビルにそっくりだから誤食が心配…

夏 (7~9月)の時期、特に雨が降った後に、一斉に白い花を咲かせるタマスダレ(玉簾)。

生命力が強く、育てやすい植物のため、花壇に植栽するなど、園芸用に広く利用される身近な植物なので、

あなたも一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。

可愛い白い花を咲かせるタマスダレですが、

葉っぱはニラ、球根はノビル(野蒜)ラッキョウなどの身近な食用植物にも似ているため、

安易に手に取って、誤食するトラブルも多い植物です。

一番間違いやすい、ノビル(野蒜)の球根との見分け方も紹介します。

タマスダレ(玉簾)とは

タマスダレ
科・属 ヒガンバナ科・タマスダレ属
和名 タマスダレ(玉簾)
英名 white rain lily
学名 Zephyranthes candida
原産 南米ペルー
植付時期 3月下旬~4月頃
開花時期 7~9月

タマスダレの和名は、白い小さな花を「玉」に、葉が集まっている様子を「簾(すだれ)」に例えたことに由来します。

別名 「レインリリー」と呼ばれ、まとまった雨の後に一斉に花を咲かせる姿から付けられた名前です。

ツンツンとした細長い緑の葉っぱと、白い6枚の花びらをもつ花(花径4~5㎝ほど)が特徴的な球根植物。

生命力が強いタマスダレは、日当たりが悪くて肥料不足の環境でも育つため、

あぜ道などに半野生化して繁殖している場所もあります。

 

タマスダレの花は白・ピンク・黄

 

タマスダレ(玉簾)は植えたままどんどん増えていき、丈夫で手間もすくないことから、

花壇に植栽するなど、園芸用に広く利用される身近な植物です。

 

タマスダレ(玉簾)は”白い花が基本ですが、園芸品種としては

  • ピンクの花…『サフランモドキ』
  • 濃いピンクの花…『ロゼア』『『桃色タマスダレ』
  • 黄色の花…『シトリナ』『キバナサフランモドキ』

などの改良品種も知られています。

 

園芸店やネットショップなどで、春植球根として

  • たますだれ
  • ゼフィランセス
  • レインリリー(雨ユリ)

などの商品名で販売されています。

タマスダレは、群がって咲く姿が美しいので、花壇や芝生の縁取りなどにまとめて植えられることが多いですね

 

タマスダレ(玉簾)の葉や球根に似た植物!匂いや毒性は?

 

花が可愛らしいタマスダレ(玉簾)ですが、ヒガンバナ科の植物のため、

植物全体に毒性で、鱗茎に特に毒成分があります。

 

タマスダレは、葉がニラ、球根はタマネギラッキョウノビルなどの身近な食用の植物と似ていますが、

タマスダレの球根や葉っぱ自体に、特徴的な匂いはありません。

 

葉や鱗茎にリコリンというアルカロイド成分が含まれており、誤食すると嘔吐、痙攣の症状をおこす。葉はノビルと間違いやすい

引用:Wikipedia

タマスダレは、花・茎・球根すべての部位にアルカロイドという有毒成分が含まれているため、もちろん食べることはできません。

 

タマスダレを誤食すると

  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 痙攣

などの中毒症状を引き起こす恐れがあるため、

タマスダレ(玉簾)を育てる際は、必ず草姿が似ている食用の植物とは離れた場所に植えるようにします。

 

厚生労働省の発表によると、過去(2006 年6月29日)に、さいたま市の小学校で、

ノビル(野蒜)と間違えて採食したタマスダレを食べた児童たちが、吐き気を訴えた中毒事例も発生しています。

タマスダレ(玉簾)とノビルの見分け方

 

タマスダレの球根(鱗茎)と、とくに間違いやすいと言われる食用のノビル(野蒜)。

確かにパッと見はソックリですが、以下の分かりやすい違いがあります。

 

▼ノビルの球根の特徴

ノビル

【関連記事】ノビルの特徴と見分け方!

図のようにノビルの球根には、タマスダレには見られない

  • 茎に赤線の縞模様
  • 茎の断面を切るとv字状

などの特徴があります。

ノビルは、日本全国に自生している雑草ですが、葉をちぎるとネギやニラのような良い香りがします。

葉っぱと球根は食用になり、葉ごと茹でて和え物や味噌和え、天ぷらや醤油漬けなどでいただくと美味しいです。

 

▼タマスダレの球根(鱗茎)
Zephyranthes candida- Soriano, Palmar, Bañado al margen del Río Negro 36
 引用:Wikipedia

玉簾 タマスダレ

引用:東京都福祉保健局

 

いっぽうタマスダレは、ノビル(野蒜)のようにツンとする(ネギやニラのような)匂いや茎に縞模様はありません。

花が咲けば違いは一目瞭然ですが、

花が咲かない時期や、春から秋にかけて鱗茎から出る葉は、ノビルとよく似ているため、誤食に注意が必要です。

 

タマスダレ(玉簾)の花言葉

 

タマスダレの花言葉は

 

「純白の愛」「汚れなき愛」「期待」

「純白な愛」という花言葉は、タマスダレの純白の花が由来。

また、「期待」という花言葉は、タマスダレ(玉簾)の学名Zephyranthes(ゼフィランセス)が、

「西風が運んできた花」と言う意味に由来し、「風が便りを運ぶ(期待)」という意味合いで付けられたのだとか。

 

タマスダレ(玉簾)の匂いや毒性は?ノビルとの見分け方画像や花言葉まとめ

タマスダレ(玉簾)は南米産の帰化植物で、主に園芸用として日本でも人気の植物。

常緑の多年草で、夏に白色の花を付け、土中に球形の球根(鱗茎)があります。

ただ、毒性が強い葉、球根(鱗茎)には、葉をニラなどと、鱗茎の部分をノビルと間違えて誤食する事例が多数報告されています。

安易に採食して、自己判断で食べたりすることは絶対に避けてくださいね!

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