体調不良を気遣うメール例文5選!「お体ご自愛ください」は間違いです【上司/ビジネス】

 

とつぜん、上司から「体調不良で休みます」と連絡が来た場合、

部下のあなたの立場から上司に送るメールの例文です。

文章の内容や、送るタイミングによっては、

ビジネスマナーがある人と無い人の差が、大きく出てしまう状況ですよね。

体調不良の上司に送るメールについてのポイントと具体的な例文、

そして、9割以上の人が勘違いしている、不自然&間違った表現3選も紹介します。

ぜひ参考にして、適切に上司とコミュニケーションをとるようにしましょう!

体調不良を気遣うメール!ビジネスで上司へ部下から送る時の注意点

 

体調超不良を気遣うメールって、相手が誰であっても気を遣うものですよね。

友達や同僚なら

「了解、お大事に♪」

の一言で済む場合も多いですが、相手が会社の上司となると話は

 

体調を崩している相手(上司)へ、

気遣いといたわりの言葉をかけつつ、

  • 緊急時は誰に相談すればいいのか
  • 代理の人はいるのか
  • 必要な作業や手続きは?
  • 復帰の目途は?

などなど、

仕事への影響を確認しなければいけません。

また、上司の体調不良の状態(軽症・重症)によっても、

気遣う言葉は変わってきます。

例1)上司が風邪や軽症の場合

例えば、上司から次のようなメール連絡が来た場合

上司
「昨晩から微熱が続いているため大事をとって本日の出勤は見合わせます。メール対応は可能なので、何かあれば連絡ください」

軽症の場合は、部下からの返信例文は、次のようなもので良いでしょう。

 

”了解いたしました。ゆっくり休んでお大事にしてください。”

 

”わかりました。昨日ご相談した〇〇の件については、引き続き進めてまいります。

進捗については、後日、適宜ご報告いたします。

ご無理なさらず、お大事にしてくださいませ”

 

相手(上司)が「軽症」でかつ、緊急時はメールで返答可能の場合は、

あまり深刻に考えずにシンプルに

  • 体調を気遣う言葉
  • 現時点での仕事の報告

などを、返信する程度で大丈夫です。

 

例2)上司が重症な場合

相手(上司)が数日以上の欠勤が必要で、明らかに重症の場合です。

上司
「病院で受診した結果〇〇と診断され、1週間程度、出勤は見合わせることになりました。とりいそぎ、至急の相談は××さんにお願いしています」

 

この場合、部下からの返信例文は以下のようなものが無難でしょう。

 

“了解いたしました。

日ごろからお忙しくされていたため、ご無理なされたこととお察しいたします。

メールのご返信には及びません。

どうぞご自愛ください。”

 

”わかりました。

〇〇の件については、××さんに報告いたします。

ご無理なさらず、お大事になさってください。”

 

 

ポイント
  • 重い症状のため体調を労わっていただくことを前面に
  • 当面の仕事の方針について確認

 

気遣いの言葉に加えて

  • (上司の)代理は誰が担当するのか

を確認しておきましょう。

 

また、

”仕事のことは気にせず、まずは治療に専念してください(こちらからは連絡はいたしません)”

という気遣いを伝えるためにも、

”××さんに報告いたします”

など、メールの内容を”オウム返し”すると、相手(上司)も安心することでしょう。

 

体調不良を気遣うメール例文5選【上司/ビジネス】

 

「お大事になさってください」

 

上司や目上の人には

「お大事になさってください」

「どうぞお大事になさってください」

「どうかお大事になさってください」

という敬語表現がもっとも無難な言葉です。

 

「お大事に」はビジネスの場でも使える便利な言葉で、

相手が上司や立場が上の人に使ってもマナー違反にはなりません。

 

「お大事に」とあっさりと言うのではなく、

「お大事になさってください」

としっかりとした敬語で終わるようにするのが、ビジネスのマナーとして望ましいですね。

 

「充分に養生なさってください」

 

2つ目は

「充分に養生なさってください。」

です。

 

体調を崩した相手(上司やビジネスの相手)は、自分のせいで仕事の日程調整がどうなるかなどを心配しています。

「回復なさったら、改めて日程を調節させてください」

など、相手を焦らせない心遣いの言葉の一つを添えることで、

相手も安心して自分の体調の回復に専念出来るでしょう。

 

「体調はいかがですか。一同大変心配しております。」

 

3つ目は、

「体調はいかがですか。一同大変心配しております。」

です。

 

上司が軽い風邪などの場合は、業務連絡だけでも十分ですが、

入院などで長期で休むことがわかったときの、2.3日後などに、

体調を気遣う気持ちを表す表現として使うといいでしょう。

 

”一同”を使うことで、同じ部署の人間全員が、気に留めていることを伝えましょう。

体調を壊すと誰しもメンタルが弱ってしまう面があるので、

待っていてくれる周りの人の存在がいるとわかると、相手も心強くなるでしょう。

 

「ご回復をお祈り致しております」

 

「ご回復をお祈りいたしております」

「一日も早いご回復をお祈りいたします」

という表現も、お見舞いなどで相手を気遣う表現です。

 

余談ですが、「~をお祈り致しております」と言う言葉は「ご回復」に限らず、

「ご活躍をお祈り致しております」

「ご発展をお祈り致しております」

など、別の言葉とくっつけて使うことができる便利な表現です。

 

「メールのご返信には及びません。」

 

5つ目は、

「ご返信には及びません。」

です。

 

仕事のメールが届くと、既読の意味も込めて、

相手(上司)は、まだ体調が悪い状態にも関わらず、

早めに返信しようとするかもしれません。

 

目上の人が返信しなくてもいいように、気遣う一言を忘れずに添えることで、

”気遣ってくれているんだな”という、あなたに対する好感度も上がりますし、

相手も体調が落ち着いてから改めてメールを返信してくれるでしょう。

 

実は不自然&間違った表現3選【上司/ビジネス】

 

「ゆっくり休んでください」は不自然?

 

「ゆっくり休んでお大事になさってください」というのは、一見、適切な表現に聞こえます。

ただ、「ゆっくり休んでください」は、丁寧な言い回しではあるものの、

敬語表現ではないので、相手によっては不適切と受け取られる場合もあります。

 

敬語とは【尊敬語、謙譲語、丁寧語】の3種類ありますが、

尊敬語は相手に対して敬意を表す敬語表現で目上の人に対して使います。

 

代表的な例では「お~になる」という敬語表現があります。

 

「ゆっくり休んでください」という意味の敬語表現は

「お大事になさってください」

「ゆっくりお休みになってください」

「ゆっくりなさってください」

などを使うと、相手に対してより丁寧な印象を与えることができます。

 

とくに目上の人に対して

「ゆっくり休んで」

と言うと、上から目線のように感じられることもあるので、

「ゆっくりお休みになってください」としたほうが無難です。

 

「ご無理なさらずお大事なさってください」はクドイ!

 

「ご無理なさらずお大事になさってください」

というのは、「なさる」が2回も繰り返されています。

 

さらに

「ご無理」「なさらず」「お大事」「なさる」

と、似た敬語が4回も連発してるため、読んでいて”クドイ”と感じますし、

あまりスマートな言い回しではありません。

「無理なさらず、ご自愛くださいませ」

など、簡潔な表現を使った方がよいでしょう。

 

「ご自愛ください」は体調を崩している相手にはNG

 

最後3つ目の、体調不良の相手を気遣うときに不自然な表現は

「ご自愛ください」

です。

 

「ご自愛ください」は、

「今の健康な状態を維持しつつ、体調を崩されませんように」

という意味が込められているため、

元気な人に対して使う言葉のため

すでにケガや病気で体調を崩してる相手に使うのは不適切です。

 

「ご自愛ください」例文

・厳寒の折、風邪など召されませぬようご自愛ください。

・お忙しいとかと存じますが、ご自愛くださいませ。

・体調を崩されませぬよう何卒ご自愛くださいね。

・厳しい暑さが続きますが、どうぞご自愛ください。

など、おもに手紙やメールの結びの言葉として用いられます。

 

「お体にご自愛ください」は間違い!

 

また、「お体にご自愛ください」という表現を目にすることがありますが、

「自愛」には「体を大切にする」という意味が含まれているため、

「お体に」を付ける必要はありません。

 

つまり、体調不良と分かっている相手(上司)に

「お体ご自愛ください」

と言ってしまうことは、

  • 日本語の表現として間違い
  • 言う相手の状況も間違い

という、二重のミスになってしまいますので、気を付けましょう。

 

体調不良を気遣うメール例文5選まとめ

 

体調を崩したり入院するということは、誰しも気持ちも落ち込みやすいので、

ちょっとした気遣いの言葉をかけてもらうだけでも気持ちが少し楽になるものです。

例文など、基本的な表現はありますが、

どんな場合も、体調を気遣うメールを書くときは、相手の立場になって心を込めて書くことが大前提です。

多少ぎこちない文章であっても、心から相手を気遣う内容であれば、きっと気持ちは伝わります。

 

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