家計のために節電節電!といいながら、
ご飯が炊けたらすぐに、
炊飯器の電源コードをコンセントから根こそぎ引っこ抜かないと気が済まないぃ~!
というあなた。
実際のところ、炊飯器はコンセントは挿しっぱなしか、毎回抜くか、
どっちのコストがお得なんでしょう。
そして、炊飯器のコンセントを抜いても、時計の時刻表示が消えないのはなぜ?
結論!電源コンセントは抜くな!
結論からいうと…
コンセントは抜くな。
デス。
今まで一生懸命コンセントを抜いてたアナタ。お疲れ様でした。
なぜなら、
炊飯器の電源コードを引っこ抜いてしまうと、
炊飯器本体の内蔵電池を消耗させることにつながるからです…!
炊飯器の内臓電池って?時計表示はどうなる?
炊飯器の内臓電池(=リチウム電池)とは、
メニューや時刻、炊飯時間などを表示する液晶画面を表示させている電池のこと。
予約タイマーをセットするときや、あと何分でご飯が炊けるかな~と確認したい時は、
必ず必要になる機能ですよね。
電源コードをコンセントから抜いてしまうと、
これらの液晶画面の主電源は内蔵電池に切り替わります。
コンセントを抜いても時計の時刻表示が消えないのは、この内臓電池のおかげなのです。
この内臓電池は寿命があり、コンセントが抜けた状態で放置しておくと、約4~5年で電池が切れてしまいます。
そしてこの内臓電池は、目覚ましの単3電池を交換する感覚で、消費者が交換できるものではないので、
プロの電気屋さんに頼むしかありません。
ちなみに、費用は(タイガー炊飯器の例)
電池交換代金3,200円 + 送料 + あなたの手間暇
が必要となります。
内臓電池の交換費用で、せっかくの節電が全てムダになり、さらに費用と手間がかかってしまう可能性が大いにあるというワケ!
さらに、頻繁にコンセントを抜き差しすると、
コンセントが劣化しショートする原因にりかねず、
安全面の上でもコンセントは頻繁に抜き差ししない方が得策なのです。
炊飯器の電気代はどれくらい?
電気代の節約なるからと、ちまちまコンセントを抜いていたあなたに質問!
実際いくらくらい電気代がオトクになっていたか、計算したことはありますか?
炊飯器の待機電力は1日約1Wほど、これはわずか0.7円ほどの電気代。
毎日炊飯器のコンセントをせっせと抜き差ししたとしても
1ヶ月でわずか20円程度の節電にしかなりません。
仮に、5年間で1か月20円×60か月(5年)=1,200円の節約。
ただし!
コンセントを抜いておくことで、約4,5年で内臓電池の交換3,200円以上かかるとお話ししました。
5年間一生懸命コンセントを抜いて1,200円節約したとしても、
内臓電池交換代金3,200円以上がかり、コンセント劣化を早めていては
得策であるとはいえませんね。
トータルコストで考えれば、やはりコンセントは抜かない方が吉!となります。
炊飯器はご飯を炊いたら何時間保温?
炊き立てのご飯って本当美味しいですよね。
できればご飯が炊けて2時間以内に食べてしまうのが、一番おいしくて理想的です。
炊飯器の中にある炊いたご飯の扱いで悩みがちなのが、
炊いたご飯は何時間保温しておいて大丈夫なのか?
という疑問。
ご飯を炊飯器の中に残したまま炊飯器の電源を切ってしまうと、
ご飯に雑菌が繁殖しやすい状態になるので、
炊飯器の中にご飯が入っている場合は
- 炊飯器を保温状態にしておく
- ご飯を別容器に移し替えて冷蔵庫へ
- すぐ食べない場合はアツいうちにラップに包んで冷凍庫
などにしたほうが良いですね。
夏場は特に食中毒の原因にもなるので、常温保存は一番キケンです。
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炊飯器のコンセントは抜いても時計表示は消えない?電気代は?まとめ
炊飯器のコンセントを抜いても、時計の時刻表示が消えないのは、内臓電池に切り替わるから。
炊飯器のコンセントは、抜かない方が、
- 電気代の節約のためにも
- 安全面のためにも
- 手間の面でも
トータル的にオトクで得策です。
炊飯器は待機電力といっても微々たるものですし、
コンセントを頻繁に抜いたりさしたりする行為は、劣化を早める原因にもなります。
ですので、
「炊飯器のコンセントは基本的に挿しっぱなしにしていたほうが良い!」
という結果になりました!
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
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