人参とキャロットの語源や由来!カロテン(カロチン)との関係は?

にんじん

 

野菜・果物のオレンジ色の成分「カロテン」は、人参の「キャロット」が語源になっています。

ニンジンのβ-カロテンは、皮膚や目の健康維持や、がん予防までも期待されていて、含有量は野菜の中でダントツ!

つまりニンジンと言えばカロテン、カロテンと言えばニンジン!

日本語の「人参」、英語の「キャロット」の語源(由来)や、

カロテンの吸収率をもっとUPさせるレシピや組み合わせもご紹介!

 

人参(にんじん)の語源と由来

 

日本語の漢字で「人参」と書く“にんじん“。

 

なぜ「人」という文字が使われているんだろ?と不思議に思いますよね。

 

「人参」の漢字の由来は、もともと、根っこに頭や足・手と人のような形をしたものが最上級とされていたため、

「人参」と名付けられたそう。

 

その昔、奈良時代に渡来してきた「人参」は、薬用として栽培されていたウコギ科の「朝鮮人参」のことだったので、

今のスーパーで売られている人参とは、形が全く異なるものだったんですね。

 

ちなみに、今の野菜の人参は、中国を経て16世紀に日本に渡来したもの。

植物学的には、アフガニスタン原産のセリ科ニンジン属という種類です。

 

ちなみに、中国語で人参は

《胡夢卜(こむぼく)》

と言われ、「人参」という漢字ではありません。

 

キャロットの語源と由来

 

英語のキャロット「carrot(キャロット)」は、

  • フランス語で「calotte(カロット)」
  • ドイツ語で「Karotte(カロト)」
  • イタリア語で「carota(カロリータ)」

と言い、全て「carrot(キャロット)」が同源になっています。

 

「carrot」はもともと、「体の上部」「頭」「角(つの)」という意味の印欧語「keres-」に由来していて、

  • ギリシャ語で「karotonキャロトン」
  • ラテン語で「carota(キャロタ)」

となり、英語で「carrot(キャロット)」となりました。

英語のキャロットも、人参のカタチをそのまま連想する言葉が語源となったのですね!

 

キャロットは「カロテン」の語源

 

「カロテン」はニンジンの英語名「キャロット」が語源となっているほど、ニンジン=カロテンのかたまり!

 

「カロテン」は、主にα-カロテンとβ-カロテンの2種がありますが、植物や動物に存在するオレンジ色素のひとつ。

 

β-カロテンは、体内でビタミンAに変換される、私たちにとって大事な栄養素。

 

ちなみにカロテンは「カロテノイド」といわれる(動植物に含まれる、赤や黄色、オレンジ色の色素)の種類のひとつで、

カロテノイドには「β-カロテン」のほか、トマトなどに多く含まれる栄養素「リコピン」などがあります。

カロテノイド

引用:わかさ生活

 

カロテンとカロチンは違うもの?

 

カロテンは「カロチン」という呼び方もありますが、これはドイツ語での呼び方でカロテンと全く同じもの。

 

現在、日本政府発表の「食品標準成分表」の表記は、カロテンで統一されています。

 

にんじんはβ-カロテン以外の栄養も豊富

 

にんじんは、カロテンのほかにも、カリウム、カルシウム、食物繊維、ビタミンEなど栄養素がたっぷり。

根菜類では珍しく緑黄色野菜の一つです。

 

人参のカロテンを効率よく摂取するレシピ

 

味もほんの~り甘くて、どんな調理法でいただいてもおいしいですよね。

 

常備野菜として、つねにストックされている方も多いと思います。

 

人参のカロテンは、ニンジンの皮の下に一番多く含まれているため

キレイに洗って、ピーラーで皮を剥かずにまるごといただくのがおすすめ!

 

さっそく、ニンジンの栄養的に吸収率の良い食べ方を紹介したいと思います。

 

油と一緒に食べる

 

人参のカロテンは、油と相性がよいのが特徴

油に溶けることでカラダへの吸収率が高まります。

 

ビタミンCとの相性が悪い?!

 

ニンジンと大根の食べ合わせが悪いということがよく言われます。

 

その理由は、ニンジンには「アスコルビナーゼ」という酵素が含まれていて

これが大根などに含まれる栄養素「ビタミンC」を壊すと言われているからです。

 

ただしこれにはちゃんと解決策があります。アスコルビナーゼは熱と酸に弱い酵素

 

加熱するか酢やレモン汁など一緒にとることで抑えられます

 

ですから、ニンジンサラダにオイル入りのドレッシングやマヨネーズと一緒に食べることで、

どちらの栄養も美味しくいただくことができます。

 

ビタミンEとのコラボでより肌荒れを防ぐ!

 

ニンジンのβ-カロテンと、ごまなどに含まれるビタミンEは相乗効果で肌荒れを防いでくれる効果バツグンなコンビ。

 

細く切ったニンジンを油でサッといためて最後にゴマを加える「ニンジンのきんぴら」などは、

最高の組み合わせと言えます。

 

そのまま丸ごと茹でる

 

味の面でも栄養面でも最も良いのは、皮を剥かずに「丸ごと茹でる」ことです。

 

ニンジンは一度切ってしまうと、そこからカリウムなどの栄養分が流れてしまうからです。

 

カロテンは油との相性もいいですが、「煮る」ことでニンジンの細胞にもともと含まれている脂質がカロテンと結びつきより吸収しやすくなるからです。

そのままゆっくり火を通すことで、味も栄養もぎゅぅ!と効率的に引き出すことができます。

 

人参とキャロットの語源や由来!カロテン(カロチン)との関係まとめ

 

今までなんとなくピーラーでむいて、そのまま捨ててしまっていたニンジンの皮。

しかし、調理過程や一工夫するだけで栄養の吸収が変わるのなら、積極的に皮も食べたいですね。

生で野菜スティックやサラダに、きんぴらに、煮物などに、

毎日美味しくニンジンを食べて元気にすごしましょう。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です