「あ~!今日は牛丼ガッツリ食べたい!」と思ったら
などの大手チェーン店が浮かびますが、あなたはどのお店が好きですか?
中でも、牛丼のパイオニアとして、120年以上の歴史がある吉野家は、
牛肉、玉ねぎ、米など《すべて厳選素材使用》とPRしています。
安くて美味しくても、食の安全性が最優先ですが、
吉野家の牛肉産地や使用部位、安全性(ホルモン剤使用など)に対する見解はどうなっているんでしょう。
吉野家の牛丼の部位はどこ?
「牛肉」といっても、部位ごとに味も値段も違いますよね。
吉野家の牛肉については、どこの部位を使っているかというと、公式ページに記載がありました
吉野家では、「吉野家の秘伝のたれ」に最も合うという理由から、穀物肥育の北米産牛肉の「ショートプレート」を使用しています。
ショートプレートとは、牛一頭あたり約10kg程度しか取れない部位。赤身と脂身のバランスが良く牛丼にふさわしいまろやかな肉質です。
ショートプレートってどこの部位?
吉野家で使われている「ショートプレート」とは、お肉の部位でいうと下記の部分。
一番下の真ん中部分、つまり日本語では
「もとばら」
と言って
つまり「ばら肉」のこと。
ばら肉は、胸から腹にかけて続くあばら肉(ロッ骨)についたお肉で、
赤みと脂が薄い層が交互に重なっていて、甘みがある脂が特徴です。
スライサーで薄く切って安く提供できるので、
スーパーでもお肉の「ばら肉」は、家計でも節約料理の強い味方です。
吉野家の牛肉はアメリカ&カナダ産
甘味があって単価も安い「ばら肉」を使っている吉野家の牛肉。
吉野家の牛肉産地は、
北米産牛肉の「ショートプレート」
とのことでしたが、具体的に産地情報によると
アメリカ・カナダ
の2か国とのこと。
アメリカ産、カナダ産が何割ずつなのかは記載がありませんでしたが、
日本全体の輸入牛肉の割合から考えても、
吉野家牛丼=ほぼアメリカ産
であることは間違いないでしょう。
吉野家の牛丼は危険?過去には炎上も
吉野家に限った話ではありませんが、
2000年代に勃発したBSE(牛海綿状脳症)に関する一連の社会問題もあり、
輸入牛肉(とくにアメリカ産)の安全性について、いまだに不安の声が消えないのは事実。
吉野家の牛丼と言えば、過去(2020年2月)に国民民主党の岸本周平衆院議員が
牛丼店は「成長促進剤を使ったアメリカンビーフ」を使用している。
成長ホルモンや促進剤を国内で禁止しながら、使用した肉類の輸入を許可している先進国は日本だけ。
とFacebookと写真つきで投稿。その後さらにTwitterで
本会議前に、国会内の牛丼チェーン店で牛丼をいただきました。成長ホルモンや成長促進剤を使ったアメリカンビーフの可能性が高く、健康には悪いのですが、安くて美味しいのでよく食べます。人生も後半戦なので、まあいいかっと。若い人は気をつけてくださいね。
と、またまた画像つきで投稿したことも。
案の定、
「中傷発言」「営業妨害だ」と大炎上、
牛丼店=吉野家と特定され、
吉野家公式アカウントが「安心して食べて大丈夫」と直接リプする騒ぎになりました。
岸本周平@shuheikishimoto はアメリカンビーフは成長促進剤が入っていて健康に悪いという。
では、輸入を促進する政策については「反対」ということでいいんだろうな。
ツイ消しするよりも、議員として発信情報の確からしさを表明すべきだろう。 pic.twitter.com/7is720I3qT— くろやす (@kuroyasu17) February 7, 2020
そんなの提供してたらすでにどうにかなっているよww
中の人だって普通の人間だけど、毎週食べてても元気いっぱいだよ!安心して食べて大丈夫だよ~( ˘ω˘ )— 吉野家 (@yoshinoyagyudon) February 6, 2020
多くの非難の声が寄せられた岸本周平衆院議員、問題のツイートを削除したものの、
『特定の企業や商品を批判するような投稿をし、誠に申し訳ありませんでした。
該当企業並びにご不快な思いをされた方々にこの場をお借りしてお詫び申し上げます』
とTwitter上でさらっと謝罪したことも、さらに火に油を注ぐ結果になりましたw
国会で議論すべき内容を、国会議員が不特定多数に向けてツイートすること自体、
軽率な行動だったとは思いますが、
輸入牛肉、とくにアメリカ産の肥育ホルモン剤の安全性については、じっさいに長年議論され、
いまだハッキリ答えが出ず、タブー視されつづけている現実があります。
吉野家の牛丼のホルモン剤や安全性は?
現在日本全体で消費される牛肉は、国産牛肉は約40%、60%以上は輸入牛肉に頼っていて、
輸入牛肉でもオーストラリアとアメリカ産だけで90%以上を占めています。
牛肉の輸入先と割合
・オーストラリア 54%
・アメリカ 38%
・ニュージーランド 3%
・カナダ 2%
(平成28年度農林水産省調べ)
とくにアメリカ産牛肉は、単価が安いこともあり輸入量は年々増え続けていて、
オーストラリアを抜いて1位になる勢いなんだとか。
実際、多くのアメリカ産牛肉には、牛の生育を早めてコストを下げるため
日本、中国、ロシア、EUでは使用が禁止されている「肥育ホルモン剤」として、
女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)が合法的に使われていて、
オーストラリア産オージービーフも、国として肥育ホルモンの利用は認められているため、
全オーストラリア生産量の4割程度にも、肥育ホルモンを使用しているのが現状です。
「肥育ホルモン剤」は基準の範囲内で…
どんな輸入肉であっても、権威順に、
国際基準→米国基準→日本基準
の3つを全てクリアしないと私たちの口に入ることはまずないため、
つまり、下記機関の検査基準をすべて満たしている必要があります。
- コーデックス委員会(CAC・国際食品規格委員会)
- USDA(米国農務省)
- FDA(保健福祉省食品医薬品局)
- EPA(環境保護庁)
- FSIS(農林食品安全検査局)
- 農林水産省
- 厚生労働省
吉野家の場合、吉野家の社員も現地に派遣され、
実際の安全性を監査・確認をしながら、安くておいしいお肉を安心して提供する企業努力をされているのだとか。
吉野家の公式発表として、ホルモン剤についてあえて詳しく取材されているコメントは見つけられませんでしたが、
敢えて言及するならば
というのが答えではないでしょうか。
※参考記事:吉野家ホールディングス(吉野家の牛肉)
安さか、健康かの究極の選択…?
けっきょく、外食で牛丼を食べるなら、
「国産牛」「オーガニック」「ホルモンフリー」
とハッキリ明記がないかぎりは、成長(肥育)ホルモンを避けて通れない輸入牛肉。
“安さか、健康かどっちを取るのか…?!“
というのは、さすがに無知で極端な意見だとは思いますが、
しっかりした安全管理基準を満たしていることを信じて、上手に利用するしかありませんね!
吉野家の牛丼のおいしさの秘密!薄さは何ミリ?
「やっぱり牛丼は吉野家!ほかのチェーン店とは違う!」という吉野家ファンが多いのは、
- 肉の脂の甘味がしっかり感じられる
- 全体にお肉が細かくほぐされて薄く切られている
という、おいしさに明確な違いがあるから。
吉野家の「肉の解凍方法」は、まず18℃以下の冷凍状態でアメリカから輸入し、
それを14日間、じっくりゆっくり熟成解凍しながら、肉の旨味を最大限に引き出しているのだとか。
そして、最後のこだわりは「肉の厚さ」。
何度も1ミリ単位で試行錯誤した結果、
牛丼を最も美味しく食べられる肉の厚さは、ズバリ1.3mm。
おいしい牛丼を追求するために、一切妥協はしない吉野家は、
これからも世代を超えて長く愛されること間違いなしですね!
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引用:楽天ショップ
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吉野家の牛肉の部位や産地はどこ?ホルモン剤使用や危険度は?まとめ
安い輸入牛肉に使われている成長(肥育)ホルモンの安全性については
長年世界中でも議論されていて、いまだにハッキリした答えが出ていません。
「うまい、はやい、やすい」をキャッチコピーにしている吉野家、
牛丼のパイオニアとして、使用する食材には徹底的にこだわり抜いているとのことなので、
これからも安心して食べられる食事を提供してもらえるように期待しています♪
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