シナモン・桂皮・肉桂・カシア・セイロン・ニッキの違い!種類に見分け方がある?

シナモン ニッキ-

 

 

カフェに行ったら、いつものコーヒーにちょっと冒険してシナモンパウダーを加えることが多い私。

 

そして、京都土産で有名な八つ橋や、ニッキ飴も同じ独特のツンとした香りがするので、

シナモンの和名がニッキなんだろうな~

と思い込んでいました。

先日友達と話していた時、

「八つ橋の香りはシナモンじゃなくてニッキだよ?」
「シナモンはやっぱセイロンだよね」

と言われ、

なぬ?!ぜんぜん違いが分からない…!と焦るハメに。。

調べてみると、シナモンは「セイロン」「カシア」という2種類があり、

シナモンとニッキは全く別物、というではありませんか!

 

シナモンは2種類!「セイロン」「カシア」の違い

 

ズバリ、「シナモン」と呼ばれるスパイスは、大きく分けて2種類。

  • カシアシナモン
  • セイロンシナモン

とに大分類されます。

 

カシアシナモンもセイロンシナモンも、先祖はクスノキ科に属する植物ですが、

原産国(産地)も作り方にも違いがあります。

 

クスノキ科の植物は世界で2000種類以上あると言われていますが、

  • シナニッケイ(カシアシナモン)
  • セイロンニッケイ(セイロンシナモン)
  • ニッケイ(ニッキ)

3つの違いをカンタンに表にしたものがこちら

→→スマホの方は横スクロールで表が見られます→→

 クスノキ科(約2000種以上)
大分類 シナニッケイ(シナ肉桂) セイロンニッケイ(セイロン肉桂) ニッケイ(肉桂)
別名・和名・派生種名 カシア/チャイニーズシナモン/ケイ/トンキンニッケイ セイロンシナモン ニッキ/日本肉桂/日本桂皮
原産国 中国南部 ベトナム スリランカ インド マレーシア 元はシナニッケイ 江戸時代ごろ日本へ渡来
漢方の生薬名 桂皮 桂枝
使用部分 樹皮 樹皮
赤茶色 薄茶色(黄褐色) 茶色
風味 より強い甘い香りとほのかな苦み マイルド&甘い香り 強い香り&辛い
シナモンの作り方 樹皮の表側のコルク層をつけたまま乾燥「カシアシナモン」とも言う 樹皮の表側のコルク層を取り乾燥させ、何枚か重ねて丸める。「セイロンシナモン」とも言う  ー
備考 日本やアメリカで「シナモン」というとこちらが主になる 特にヨーロッパではシナモンと言えばこちら。「カシア」とは明確に区別されている  ー
使用用途 ・スパイス(カレー・ピラフ・炒め物用の香辛料)や肉の下味として

・お菓子に

・漢方薬

・甘いものや苦いものと一緒に摂取して風味アップ(ケーキ・コーヒー・紅茶) ・スパイス(和菓子の八つ橋ニッキ飴、ジュース)
注目成分 オイゲロール(香りがマイルドになる主成分)
共通成分 桂皮アルデヒド 桂皮アルデヒド 桂皮アルデヒド

→→スマホの方は横スクロールで表が見られます→→

 

シナモン

引用元:財)日本薬学会

 

 

呼び名は混同されることが多い

 

上表の通り、カシアシナモン・セイロンシナモンに大分類されるシナモンですが、

実際はいろんな国に伝来するときに呼び名が混同されてしまっているのも実情です。

 

厳密には、スリランカ産「セイロンシナモン」のみが「本物のシナモン」としてヨーロッパでは重宝されているものの、

アメリカではシナモンもカシアも一緒にして「シナモン」と分別なく呼んだり、

日本においては、どの種類も分別することなく、

「シナモン」

「カシア」

「ニッケイ」

と、ざっくり、ひとくくりで呼ばれることもあります。

 

本物のシナモン=セイロンシナモンの見分け方

 

「シナモン」という名前で売り出されている香辛料。

 

先ほどもお話したように、厳密に「シナモン」と呼べる

本物のシナモンは、スリランカ産の「セイロンシナモン」のみ。

 

写真で比較してみると、色も見た目も全然違いますね

シナモン

セイロンシナモンは、香りがやわらかく上品な甘い香りが特徴です。

 

手間がかかる分お値段もカシアに比べ値段も2~4倍!高級品なんですね。

 

本物のシナモンが欲しいというときは
「スリランカ産」や「セイロンシナモン」と明記されてるものを選ぶといいですね。

シナモンと桂皮(ケイヒ)の違い

 

上表にもありましたが、桂皮(けいひ)とは、クスノキ科の植物の中でも、

主にシナニッケイの近種であるトンキンニッケイと言われるものが原料の生薬です。

 

桂皮もカシアシナモンと同じように、トンキンニッケイの幹の皮の下のコルク層を乾燥させたものです。

 

桂皮は漢方薬(生薬)として用います。

経費

引用元:タケダ薬品

シナモンと肉桂(ニッケイ)・ニッキの違い

 

江戸時代に樹木として伝来された、カシアシナモンの原料シナニッケイ。

 

日本で栽培されるようになったので和名として

日本肉桂」

「ニッケイ」

「ニッキ」

とも呼ばれます。

 

シナモンは樹皮を乾燥させ使うところ、ニッキはを使用している違いもあり、

現在では栽培される地域も限られていて、国産のニッキはなかなか手に入りづらい高級品です。

ニッケイ シナモン

 

香りはシナモンに比べとても強く、甘い香りのなかに強い辛味をもつのが特徴です。

八つ橋に使われる香辛料「ニッキ」ニッキ油を生地に混ぜこんで練り上げられるため、

あの独特な香りをもつ和菓子になるのですね。

 

シナモンの「桂皮アルデヒド」は共通の香り成分

 

クスノキ科の植物から摂れる、桂皮もセイロンシナモンもカシアシナモンもニッキも、

桂皮アルデヒド(シンナムアルデヒド)

という共通の香りが主成分。

あの、独特のツンとする香りですね。

 

桂皮アルデヒドの効果効能

桂皮アルデヒド(シンナムアルデヒド)の効能は

  • 体を温め発汗をうながすデトックス効果
  • 風邪の予防
  • 血圧、血糖値を下げる
  • 胃腸の働きをよくする消化促進
  • 毛細血管を保護して血行を促進(アンチエイジング)
  • 殺菌、解熱作用がある

など素晴らしい健康効果があります。

 

桂皮アルデヒドの副作用は?

 

桂皮アルデヒド(シンナムアルデヒド)は、一日の目安摂取量が国によって基準がまちまち。

 

特に日本では、妊娠中の女性は胎児に影響する可能性があるとされていて、気を付けたほうがいい成分です。

 

とはいえ、シナモン自体は天然のスパイス。日常生活の中で、料理やコーヒーに入れる程度の量(市販の瓶で5.6回ふる程度)なら気にする必要はありせんのでご安心ください。

シナモン・桂皮・肉桂・カシア・セイロン・ニッキの違いと見分け方まとめ

 

  • シナモンには2種類あって「樹皮」を使うが作り方が違う
  • ニッキは日本特有のもので「根っこ」の部分をつかう
  • 桂皮とカシアシナモンは同じシナニッケイの仲間
  • 全てはおなじクスノキ科に属する植物で香り成分も科学的に共通するもの

だということが分かりました。

私もこれからは「シナモンってやっぱセイロンだよね~」とドヤ顔で語ってみたいと思います!食べたことないですが(笑)

適量を意識して、香りを楽しみながら生活に取り入れていきたいですね。

 

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