マヨネーズのメリット・デメリット!太るけど健康的で体にいい理由は?

マヨネーズ-

 

みんな大好きマヨネーズ!

コクのある旨みと酸味がたまらない、どんな食材とも合う万能調味料です。

一方で、コレステロールやカロリーが気になる健康志向の人には敬遠されがちなマヨネーズ。

マヨネーズを摂取することの体へのメリット・デメリットや、

意外と知られていない健康効果についてもご紹介!

 

マヨネーズの原料や栄養成分

 

マヨネーズは、じつはとてもシンプルな材料でできた調味料。

  • 卵黄

を混ぜてミキサーにかければ、あっという間に保存料無しの手作りマヨネーズが自宅でも簡単にできてしまいます。

 

油・酢・卵黄3つの材料を使っているので、

ビタミンE,K,A,B2などを含む栄養豊富な調味料です。

 

卵黄にはコレステロールが含まれていますが、お酢の主成分である酢酸が、

血中コレステロールの上昇をおさえてくれるため、さほど心配する必要はありません。

しかし、どんなヘルシーなマヨネーズでも、

原料の約70%は油。高カロリーな調味料あることは間違いないので要注意!

 

マヨネーズのデメリット・体に悪い理由

 

マヨネーズが「体に悪い」と言われるのは、どんなデメリットがあるのでしょうか。

 

マヨネーズは=高カロリーの油

 

マヨネーズのほとんどは油、つまり「脂質」です。

言わずと知れた日本製マヨネーズの大手2社のカロリーを見てみましょう。

 

≪15g(大さじ1杯程度)の成分表≫

エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物
キューピーマヨネーズ 100kcal 0.4g 11.2g 0.1g
味の素ピュアセレクト 110kcal 0.21g 11g 0.54g

 

炭水化物・たんぱく質・脂質の三大栄養素のうち、脂質の成人の1日の摂取目安量は、15g(大さじ1杯半)が適量。

 

つまり、マヨネーズ大さじ1杯程度で、一日分の「脂質」は十分補えてしまうのです。

 

脂質は主に、心臓や身体を動かすエネルギー源ですが、

取りすぎると肥満や生活習慣病の誘因になります。

 

マヨネーズのカロリーは、ほぼ油と卵でできているだけあって、どちらも高カロリー。

わずか大さじ1杯(約100kcal)で、唐揚げ3個ほど変わらないカロリーを摂取することになってしまうんです。

 

マヨネーズを選ぶなら使われている油の種類に注目

 

一般的にマヨネーズが『体に悪い・不健康な食べ物』とされる成分は、主に食用油のこと。

 

食用油は多数種類があり、

なかでも“食べるプラスチック“と言われるトランス脂肪酸が多い食用油を使っているマヨネーズの場合、

体内に悪玉コレストロールを貯めてしまう懸念も。

 

逆に、亜麻仁油エゴマ油に含まれているa-リノレン酸(オメガ3系脂肪酸)を使ったマヨネーズなら

ほかのサラダ油などの食用油に比べてダンゼン健康的と言えます。

 

マヨネーズを選ぶときは、どんな油が使われているのか、しっかり確認してみましょう。

 

 

マヨネーズが腐りにくいのはなぜ?

マヨネーズが腐りにくいのは、防腐剤や保存料がたくさん入ってるから?

という懸念の声もあります。

マヨネーズに含まれる食塩には、細菌の繁殖をおさえる力、すなわち防腐作用があります。

この力は相当なもので、マヨネーズに病原菌を添加しても、すみやかに減少するというデータがあります。この力のおかげでマヨネーズは保存料を必要としないのです

引用:キューピー

マヨネーズの製造メーカーは多数ありますが、

ネットで公開されている食品成分表情報を確認したところ、

少なくとも、「キューピー」と「味の素」のマヨネーズには防腐剤や保存料は一切使われていませんでした。

 

では、なぜマヨネーズは腐りにくいかというと、主成分である油はそもそも腐るものではなく、

酢や食塩に、防腐作用があるから。

 

そして、無菌状態で工場でパックされるため、ほとんど空気に触れることなくあの透明な容器に入れられます。

 

ただ、油や酢は腐りませんが酸化してだんだん劣化していくので、

開封後は早めに使い切ることが大切です。

 

マヨネーズのメリット・体に良い理由

 

マヨネーズのかけすぎにはもちろん注意したいところですが、

そんなマヨネーズも意外な健康効果やメリットがあります。

 

卵や酢が体に良い効果を発揮

 

マヨネーズに含まれる卵(主に卵黄)には、タンパク質やミネラルのほか、

動脈硬化の予防効果などが期待できるレシチンや、

血行改善効果が期待できるビタミンEなどの栄養素がたっぷり含まれています。

 

お酢も、主成分のクエン酸が疲労物質である乳酸を分解する働きで、

疲労回復や筋肉痛の軽減に効果的と言われています。

 

マヨネーズと相性の良い「脂溶性ビタミン」

 

脂溶性ビタミン(しようせいビタミン)とは、水に溶けにくく油(脂)に溶けやすいビタミンの総称。

水洗いや加熱調理による損失が少なく、油と一緒に調理し摂取することにより吸収率がアップする特徴があります。

代表的なものに

  • ビタミンA
  • ビタミンD
  • ビタミンE
  • ビタミンK

があります。

たとえば、サラダにマヨネーズをかけることは、

野菜などに含まれるこれらのビタミンの栄養素の吸収がスムーズになるうれしい効果があります。

 

健康的で体にいいマヨネーズなら手作りがおすすめ!

 

市販のマヨネーズは、味を調節したり価格を安定させるために、

  • 水あめ・砂糖
  • 調味料(アミノ酸・アミノ酸等)、香辛料抽出物

などの余計な食品添加物は避けて通れません。

 

マヨネーズに限らず、市販の加工食品を摂るということは、

「100%健康的な食品」とは言い切れないのです。

 

つまり、

本当に健康的で体にいいマヨネーズを選びたいなら、手作りするのがいちばん安心安全

です。

 

最初にお話しした通り、マヨネーズの原材料は

  • 卵黄

の4つで、とてもシンプル。

 

手作りなら作る量は自由自在、

にオリーブオイル・エゴマ油など健康的な油を選べますし、

甘さが足りないなら砂糖の代わりに「ハチミツ」を加えたり、

塩・酢も100%天然のものを自分の好みで選べます。

 

手作りマヨネーズは防腐剤や保存料がないため、日持ちは2週間~1か月ほどが目安だそうですが、

マヨネーズは毎食摂る!という方なら、ぜひ手作りマヨネーズに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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マヨネーズのメリット・デメリット!太るけど健康的で体にいい理由まとめ

マヨネーズは高カロリーには間違いない調味料のため、一日大さじ1程度が適量です。

気にしすぎて全く使わないのも、実はソンな選択、

少量のマヨネーズなら、栄養面からみても良い選択と言えると思います。

マヨネーズの正しい効果と適量を理解して、健康的なマヨラーライフを送ってくださいね♪

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