味噌汁の具材を入れる順番やタイミングは?おすすめの変わり種も!

味噌汁-

 

 

お味噌汁の具材は、どんな野菜を使ってもOKの無限バリエーションですが、

具材を入れる順番によって、食感や風味が変わります。

基本的に野菜類は

「土からにできる野菜は水から、土からにできる野菜は沸騰してから鍋に入れる」

これさえ心がけておけば、どんな野菜でも迷うことはありません。

マンネリ化しがちなお味噌汁の具材のバリエーションを増やす変わり種や、

ちょっとしたひと手間で美味しさがグーンとアップするコツもまとめました。

 

味噌汁の具材を入れる順番やタイミング

味噌汁

 

我が家のお味噌汁の定番の具材といえば豆腐・わかめ・ねぎですが、

あなたは普段どんな具材を入れますか?

 

誰もが悩む味噌汁に入れる具材のこと。

結局のところ

意外とどんな具材でもOK、味噌汁にすれば何でもおいしい!

というのが結論(^^♪、ですので全く悩む必要はありません。

 

どの家庭にもストックしている

この辺のものをテキトーに入れるだけで、野菜もたっぷりとれる美味しいスープになるので不思議ですよね。

 

ただ、テキトーに具材を入れると言っても、より美味しくいただくには、具材を火にかける順番にコツがあります。

  • 水からいれたほうがいい具材
  • 沸騰してからいれたほうがいい具材
  • 火を止めてからいれたほうが具材

があるので、より美味しいお味噌汁にするために、ポイントを押さえておきましょう!

 

順番1)水から入れる具材

 

基本的に野菜類は

「土からにできるものは水から、土からにできるものは沸騰させてから鍋に入れる」

これさえ心がけておけば、どんな野菜でも迷うことはありません。

 

その他、シジミやアサリなどの貝類も、水から入れて煮た方がよく「だし」がでます。

 

 

※火の通りにくい具材「土から下にできるもの」

根菜類(人参 大根 ごぼう レンコン カブ たけのこ たまねぎ)
イモ類(かぼちゃ さつまいも じゃがいも ヤマイモ サトイモ)

※ダシが良く出る具材

シジミ・アサリ・などの貝類

※貝類はアクも出るのですくっておきましょう。

 

順番2)沸騰してから入れる具材

 

沸騰してから入れたほうがいい葉物などは、火が通りやすいので、煮立ってから入れます。

 

葉物野菜に多く含まれるビタミンを熱で壊れにくくし、キノコ類の風味も損ないません。

※火が通りやすい具材「土から上にできるもの」

葉物野菜(ほうれん草 わかめ キャベツ レタス 菜の花 白菜 小松菜 なす)
きのこ類(しめじ えのき まいたけ なめこ)

 

順番3)火を消す直前に入れる具材

 

火を消す直前に入れたほうがいい具材もあります。

※煮崩れしやすいもの

とうふ・乾燥わかめ(水で戻す)

豆腐は煮すぎると固くなってしまいます。

乾燥わかめは水で戻して塩分を抜きましょう。煮すぎるとドロドロになるので要注意です。

 

 

「吸い口」は、見た目も美しく、味と香りのアクセントになり、いつもの味噌汁がワンランクアップ!

毎回意識して添えたい具材です。

※風味や香りを楽しむ「吸い口」

長ネギ 三つ葉 みょうが わけぎ ゆず ごま しょうが 山椒 青じそ 木の実 七味唐辛子

 

「吸い口」は、旬の香りを楽しむだけでなく、家族の好みでも使い分けられるのが良いですね。

 

味噌を入れるタイミング

味噌汁

 

具材を入れるタイミングでもっとも重要なのが、お味噌。

 

具材を入れて煮立った状態のまま、味噌を溶いていませんか?

 

お味噌は、全ての具材に火が通った最後に入れます。

 

一旦火を止め、味噌を溶き入れたら、再度点火。そして煮立つ直前にすぐ火を止めるのがポイントです。

 

ちょっとした手間ですが、これが味噌の風味を損なわないコツです。

 

味噌の香りを活かす最適温度「煮えばな」とは

 

味噌を溶き入れたあとは、煮立たせる直前の「煮えばな」で火を止めます。

 

「煮え花」「煮え端」と書きますが、汁物や煮物が煮立ち始めた香りや風味が一番よい状態のことです。

 

お味噌の匂いの元であるアルコールなどの香り成分は、90℃以上になると揮発してしまうため、

みそ汁は煮立つ直前にすぐ火を止めるのが一番良いというわけですね。

 

お味噌の香りが一番おいしく感じるのは75℃とされているので、

お椀によそい、食べるころに丁度良い温度になっています。

 

やはりお味噌汁は、出来立てが一番おいしいのです。

 

味噌汁にピッタリ!乾燥具材も見逃せない

 

お味噌汁の具材とえば、美味しいダシになって長期保存もできる乾物もおすすめ!

この3つは鉄板で、我が家にはいつもストックしています。

 

とくに干し椎茸は水でゆっくり戻したほうが、風味が出ておいしい出汁がでるので、

できれば半日以上前から水に浸して冷蔵庫にストックしておきたいですね。

味噌汁のおすすめの変わり種

 

味噌汁は何でも相性がいいスープ。

ネット上で多かった意外な変わり種を紹介します。

  • 納豆
  • おくら
  • ちくわ
  • 素麺
  • ピーマン
  • にんにく

 

とくに私がおすすめはニンニク!

ニンニクは、刻まずにそのまま皮をむいて、二オイが消えるまでしっかり火を通します。

しっかり煮たニンニクは、スタミナ満点で食感はホクホクした芋のようになりますよ!

 

冷や汁

味噌汁

お味噌汁=温かいスープとは限りません。

宮崎県が発祥と言われる郷土料理『冷や汁』は今や全国的にも有名ですね。

 

トマト・オクラ・キュウリなど、夏野菜のさっぱりした野菜も意外とグッド。

キュウリと崩した豆腐が入ったサラッと食べられる冷たい味噌汁。

たまにはこのような食べ方もいかがでしょうか。

 

お肉・脂類との相性もバツグン

 

お味噌汁は脂との相性もバツグン。

ベーコンやバター、お肉類なら薄切り豚肉・むね肉など脂の多いお肉は美味しいダシにもなります。

 

スープベースを味噌+○○

 

具材だけでなく、スープをアレンジすることもできます。

味噌汁に

  • 豆乳
  • 牛乳
  • トマトペースト

など組み合わせても美味しくいただけます。

 

味噌汁の具材を入れる順番やタイミングは?おすすめの変わり種まとめ

 

お味噌汁の具材で組み合わせに迷ったら

順番1)水から入れる具材

順番2)沸騰してから入れる具材

順番3)火を消す直前に入れる具材

の野菜の組み合わせでバランスを取ってみましょう。

吸い口を変えたり季節の旬野菜を積極的に取り入れればバリエーションは無限大に広がります。

何を入れても誰が作っても大体美味しくできるのがお味噌汁。

ちょっとコレは無いよ…と思っていても意外と合うので、むしろどんどんチャレンジしてみるのが楽しいです。

具材やお味噌を入れるタイミングだけ気を付けて、色々試してあなただけバリエーションを増やしてみてくださいね!

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