フラミンゴが片足一本で立つ理由は寝る時だけ?色が変わる理由も!

フラミンゴ

 

動物園で見かけることも多いフラミンゴは、

色は赤やピンク、白の淡い色が多くてきれいですよね。

そんなフラミンゴの特徴といえば

「一本足(片足)で立つ」

という姿。

寝ている時でさえ、ポキッと折れそうな細脚でバランス感覚を保ちながら…

と考えると不思議ですよね。

  • フラミンゴが片足で立つのはなぜ?
  • フラミンゴが赤やピンクな理由
  • フラミンゴを真似て一本足になる鳥

など調べてみました。

フラミンゴの特徴

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フラミンゴ(flamingo) は、フラミンゴ目フラミンゴ科に属する鳥。

赤い体に水かきのあるスラリと長い脚と長い首が特徴的ですね。

 

体長 約110cm
翼長 35~45cm
体重 2.5~3.5kg

 

野生では主に、

アフリカ・南ヨーロッパ・中南米

などの熱帯地域の浅い湖周辺に生息しています。

 

野生のフラミンゴは、何百羽という大きな群れをつくって生活するため、

群れが一斉に飛ぶときは、空をピンク色に染めて飛ぶ様子が大変美しいとされています。

 

フラミンゴの寝方はいつも一本足?

 

フラミンゴが寝る時は、長い首を体にひねるような形にもたげて、片足一本立ちのイメージもありますが、

じつは足を曲げて地べた伏して寝ることもあります。

フラミンゴは片足で立ったまま寝ますが、足を前に折り寝るのもいます。人の足と同じで、体から下に伸びているのは「脚」、地面についたところが「かかと」、そこから前に曲がった部分は「足の甲」になります。普通立っているように見えるときは、バレリーナのようにつま先立ちしていることになります。

引用:夢見ヶ崎動物公園 

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フラミンゴの足の構造

フラミンゴ

フラミンゴの細長い脚を見ると

「筋肉はどこにあるの?」

「どうやって大きな体を支えてる?」

という疑問もあります。

フラミンゴ

フラミンゴの足を人間に置き換えると、指先で立ち、足の甲の骨が長く上に伸びています。

中央の膨らんだところが踵(かかと)、その上が長い脛(すね)になります。

 

膝(ひざ)からお尻は、全部体の中に隠れた状態なので、外からはわかりづらい構造になっているんですね。

 

ちなみに、足は内側ではなく外側に折れ曲がる仕組み

フラミンゴ

 

フラミンゴが片足一本で立つ理由は諸説あり

 

フラミンゴの立ち姿といえば二本足ではなく

「片足立ち」

というイメージがありますが、なぜそんなことをするのか?

 

じつはその理由は、いまだ謎が多く諸説ありとされています。

 

理由1)寒がりな鳥だから?

 

フラミンゴは、もともと温かい地域で生息する鳥だけあって、他の鳥類と比べとても寒がりな鳥。

 

特に羽毛の生えていない足は

血管が細いので血流の流れが悪く体が冷えやすいんです。

 

ですから、

“羽毛の生えていない足から体温が奪われないようにするため”

というのが一番の有力説です。

 

足を交互に温める?

 

フラミンゴをしばらく観察してみると

閉まっていた足を出して、出していた足は閉まって…

という姿を見ることが出来ます。

 

片足で立ちながらもう片方の足を自分の羽毛の中に埋めることで、

冷えた足を温めていると考えられています。

フラミンゴ

 

眠る時でさえ片足で立ちのフラミンゴ。

人間が寒くて手袋がないとき、ポケットに手を入れて温めるのと同じような感覚でしょうか。

 

やっぱり足はしびれる?

 

立つ足を交代しながら、体を温めているフラミンゴ。

 

片足で立つというのは見ているだけで疲れそう…と思うのですが、

“足がしびれて疲れたタイミングで足を交代する”

ということもあるかもしれません。

 


理由2)片足で立つ方がバランスがいい?

 

2017年に発表されたの新しい研究結果によると

“フラミンゴは片足で立っいる方が、むしろバランスがとれて快適だから”

という説も出てきました。

 

フラミンゴの足の構造は一本足の方が「ぶれ」ない?!

 

ジョージア工科大学のヤング・ホイ・チャン博士が発表した論文によると

フラミンゴは、重心の「ぶれ」が一本足で立っているときが一番少なかった。

つまり、フラミンゴにとって一番自然な姿勢が一本足で立つことなのである

とされています。(研究発表論文の原文はこちら)

 

この論文は、フラミンゴの死体を使って実験されたもので、一本足で立たせた死体は安定していたのに対して、

二本足で立たせようとするとすぐ崩れおちてしまった。

とのこと。

 

つまり、一本足の方が体の中央の

「支点」

が崩れにく、結果バランス感覚がとれていて、

フラミンゴの身体構造はもともと、自分の体を一本足で支えられるようになっているため、

一本足で立つ方がラク!自分の体の負担にならないということなんです。

 

これにはびっくり!

 

我々人間が、フラミンゴについて

「一本足で立つなんてバランスは感覚すごい」
「一本足は絶対疲れるよね…」
「普通は二本足で立って、膝を曲げるときは内側に曲げるに違いない」

という思い込み。

 

人間の常識や感覚とは、また違うのかもしれませんね。

自然は不思議です!

フラミンゴの体の色が赤やピンクな理由

 

フラミンゴといえば、体の色もまた魅力的です。

  • ピンク
  • オレンジ

といったグラデーションがキレイです。

でもどうしてこのような色になっているのでしょうか。

 

天然色素の色

 

実はフラミンゴは生まれたときから赤い体をしているわけではありません。

答えは「食べ物」にあります。

 

フラミンゴがエサとする藻類エビなどに含まれる

「カロテノイド」という750種類以上もあるといわれる自然色素のうち

  • カンタキサンチン
  • βカロテン

という赤や緑になる天然の色素成分によるものです。

カロテノイド わかさ生活

引用:わかさ生活

図の中にもあるように

「βカロテン(旧名:βカロチン)」

といえばニンジンが代表的。

ニンジンのオレンジはβカロテンの色そのものです。

 

フラミンゴの大好物は「藻」

 

野生のフラミンゴは主に、スピルリナという藻(も)類を食べます。

 

スピルリナは、栄養価の高いスーパーフードとしても注目されていますね。

 

見た目は緑色のサプリメント、パウダー状にしてスムージーに入っていることもあるので、知っている方も多いのではないでしょうか。

 

このスピルリナが、カンタキサンチンやβカロテンなどの天然色素を多く含んでいるために、

フラミンゴの体色は赤やピンクになるのですね。

 

色が無いのはモテない?

 

また一説によると、鮮やかな色をしていないフラミンゴは、繁殖期にペアを組みづらいと言われています。

 

つまりキレイに色づいていいないフラミンゴは

「モテない」

ということ!

 

動物園で飼育されているフラミンゴは、体のピンク色を維持するため、

わざわざβカロテンを添加した餌を食べています。

 

色鮮やかなフラミンゴは、それだけ食べ物をしっかり食べているという健康な証拠ですから、

異性にとっても魅力的なことに繋がるのかもしれませんね。

 

片足で立つ鳥はアヒルやカモも!

 

「郷に入っては郷に従え」という言葉がありますが、鳥類の世界でも同じ?!

と思いたくなるくらい可愛い画像があります。

 

同じ水鳥でも、足の短いアヒルやカモたちに「片足立ち」の必要があるかはわかりませんが、

フラミンゴを前にすると真似したくなるようです。

 

必死にフラミンゴに対抗する(真似する?)激カワイイ!アヒル&カモをご覧ください。

 

▼アヒル「こ、こう?」

 

▼「あ!ここってそういう場所でしたっけ?」

 

▼寝る姿も真似してる?!

フラミンゴ

引用:excite.co.jp

 

▼「えい!バランス取りづらいなぁ~」

フラミンゴ

引用:excite.co.jp

 

なぜ真似をするのか、研究結果は見つけられませんでしたが、

それにしてもなんといういじらしさ…君たちは足上げなくていいのに…(笑)

周りに合わせないとやっていけないのは人間だけではないのかも知れません。

 

フラミンゴが片足一本で立つ理由は寝る時だけ?色が変わる理由まとめ

 

フラミンゴが片足立ちの理由は

・体を温めて体温調節している説
・筋肉疲労が軽減される説
・一本足こそが自然な姿説

などいろいろありましたが、どれもまとめて正しいのかもしれません。

寝ている時は、一本足の時もあれば、かかとを曲げて地面に伏して寝る場合もあります。

一本足の姿というのは、人間にとっては見慣れない状況でも、

実はフラミンゴにとっては自発的で自然な姿なのかも?

またしっかりと色鮮やかなフラミンゴは、体が丈夫な証。

動物園などに行かれたら、フラミンゴが足を変える瞬間や、

一番色鮮やかでモテるのはどのフラミンゴかなど、観察してみるとまた面白そうですね(^^♪

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