ムクドリ(椋鳥)の卵はなぜ青い?割れた卵が道に放置されてる理由も!

ムクドリ

 

「ムクドリの卵ってなぜ青いの?」

「割れたムクドリの青い卵。ときどき道端で見かけるんだけどなぜ…?」

という疑問にお答えします♪

ムクドリ(椋鳥)の卵はなぜ青い?

Spodiopsar cineraceus 

ムクドリの卵の大きさは?

 

ムクドリは、全長24cm ほどで、スズメとハトの中間ぐらいの大きさ。

淡いブルーのムクドリの卵の大きさは、平均29cm×21cmと言われています。

 

ムクドリの卵はなぜ「青い」?

ムクドリの卵がなぜ青いのか?諸説ありますが、

「樹上に巣を作る鳥のため、天敵から身を守るために、

空の色にカモフラージュさせ、光が卵の反射して青空と同化することで見つけづらくしているのでは?」

と考えられます。

 

ただ、実際の科学的な原理としては、

卵殻が形成されるときに「プロトポリフィン (protoporphyrin) 」という色素が沈着され、

この色素の関係で色がつきますが、

ムクドリには「ポリフィリン」系の色素が含まれており、これが青色になるもとになるそうです。

 

ちなみに、日本にも生息する鶏で、青い卵を産む種類といえば、ムクドリのほか

  • コマドリ
  • イソヒヨドリ
  • アローカナ
  • コマツグミ(アメリカンロビン)

も有名で、青い卵を産む鳥は意外と多く、

卵が青色になる原理はみな同じで「プロトポリフィン」という色素が関係しています。

ちなみにティファニーのスカイブルーの色は、春の訪れを告げる小鳥「こまどり」の卵からきています。

 

ムクドリ(椋鳥)の割れた卵が道に放置されているのはなぜ?【画像】

都市部などの人家付近や田畑などでも多く生息しているムクドリは、人間にとってとても身近な存在です。

ムクドリに限らず、親鳥はヒナが孵(かえ)ると、巣を清潔に保つ為と、巣の下に捨てて外敵に巣が有ることを知らせない為に、

孵化した殻をくわえて遠くに飛び立ち捨てて行く習性があります。

庭や道路にポツンと綺麗な薄いブルーの小さい卵が落ちていたら、それはムクドリの卵かもしれません(^^♪

 

ムクドリ(椋鳥)の卵が巣に放置されていることが多い理由

日本全域に分布するムクドリは、すずめ・からすと同じく、一年中ほぼ一定の地域に住む留鳥です。

雑食性で、植物の種子や果物、虫の幼虫などを好んで食べるムクドリは、

3月下旬から7月にかけて春から夏に繁殖期を迎え、巣を作ります。

野犬やカラスに襲われないように、庭先やベランダに卵を産み付けることも多いのだとか。

ただ、育雛期には両親が揃って出掛ける習性があるため、卵だけがポツンと残されていることも多く、

カラス、鷹、鷲などに襲われてしまうこともあります。

ムクドリ(椋鳥)の卵は人工で孵化させられるの?

 

ムクドリの卵を保護した場合、人工孵化させるのはとても難しいですが、

実際のところ不可能ではありません。

生きている卵の見分け方

 

ムクドリの卵が放置されていた場合、中のヒナが生きているかどうか確かめる方法は、

電気に卵を透かして見ると赤い筋のような「血管」が見えます。

血管が見えているなら、生きている卵です。

孵化させるポイント

 

ネット上の体験記事によれば、ムクドリを孵化させるポイントは

  • 温度は38℃
  • 湿度は50~60%
  • 6時間ごとに卵をやさしく転がす

などの条件が必要で、つねに温度や湿度に気を配る必要があるのだとか。

 

ネットで調べれば、電気マットや発泡スチロールなどを使って温める孵卵器(ふらんき)を自作する人の情報がたくさん出てきますし、

市販の孵卵器(ふらんき)もネット通販で手軽に購入することも出来ます。

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ムクドリ(椋鳥)の卵が孵化するタイミングは?

 

ムクドリは、3月下旬から7月までが繁殖が盛んな時期で、年に1・2回度の繁殖期があります。

一夫一婦制で枯草、羽毛、獣毛、落ち葉などで巣を作ります。

ムクドリは見た目からイメージがないかもしれませんが、スズメの仲間で、

植物の種子や果物、虫の幼虫など。何でも好んで食べる雑食性です。

 

最初の卵を産んでから抱卵まで

 

ムクドリは、卵をすべて生み終わってから抱卵(親鳥が卵を抱きかかえて温めること)します。

ですので、ヒナが孵化する日数は、卵を産んだ日ではなく、抱卵された日から卵の中のヒナは成長を始めるので、

一斉に抱卵が開始されて、一気に孵化します。

産卵の日数

ムクドリは一度に4~7個ほど卵を産みますが、一日1~2個生むため、約5日ほどで産卵が終わります。

雌雄で抱卵し、約12日で孵化し、その後23日で巣立ちをし、

その後、ヒナは約1ヶ月間は親とともに行動します。

産卵から巣立ちまでは1ヶ月ほどため、ムクドリは繁殖しやすく、簡単に増えていきます。

野鳥の巣や卵には原則触らない!

ムクドリの鳴き声は「ギャーギャー」「ギュルギュル」「ミチミチ」などと形容され、

鳴き声が大きいため、カラスやハトと同様に「害鳥」として騒音被害が社会問題化することもしばしば。

 

もし、ベランダで卵をみつけたり、親鳥が帰ってくる様子がないとき、

「保護して孵化させてみたい!」

という気持ちになる人も多いですが、

野鳥たちが何日もかけて作った大事な巣で育った卵からは、じきに可愛い雛が生まれます。

人間が暖めても滅多に孵化することありません。

たまごは呼吸していますから、人が素手で触りすぎると卵の中のヒナは育たなくなります。

 

また、うるさい&汚いといって、中に卵があったりヒナがいる巣を取り払うことは、

鳥獣保護法(ちょうじゅうほごほう)

鳥獣の保護および管理ならびに狩猟の適正化に関する法律)

によって原則禁止になっていて、鳥獣の捕獲や殺傷を行うと、懲役刑となる可能性すらあるのです。

ムクドリに、どうしても撤去してほしい場合は、最寄りの保健所や市役所にまずは相談しましょう。

 

まとめ

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