溶けたアイスの食中毒事例!症状は何時間後に出る?【仰天ニュース】

溶けたアイスの危険性-

 

一度溶けてしまったアイスクリームは、食中毒の恐れがあります!

たとえそれが未開封のカップアイスであっても…

日テレ人気バラエティ『世界仰天ニュース』でも紹介された

「溶けたアイスの再冷凍で食中毒」のエピソードをもとに

食中毒症状や注意点をおさらい!

一度溶けたアイスは未開封でも腐ります!

2022年5月放送『世界仰天ニュース』でも紹介された

「溶けたアイスの再冷凍で食中毒」というエピソード。

 

内容は、数日前の夜、アイスを食べようとしていた夫が、

しばらくアイスを放置しながらそのまま寝落ち、

翌朝、未開封だが中身がドロドロに溶けていたのでそのまま冷凍庫へ。

再冷凍されたアイスとは知らずに妻が食べたところ、

数時間後に、妻は激しい腹痛に襲われることに!というものでした。

 

賞味期限がないアイスクリーム!冷蔵庫でも要注意

 

マイナス18度以下で保存が推奨されてアイスクリームは、

冷凍状態では、微生物の増殖はしにくく品質劣化が少ないため、

厚生労働省も、賞味期限記載義務を定めていません。

 

つまり、一般的な家庭の冷蔵庫内(-15℃以下)でも

菌は活動停止しているものの、菌そのものは死滅しているわけではないのです。

 

ですから、

アイスが一度溶けて一定時間放置してしまうと、

元々アイスに付着していた細菌やウイルスが一気に増殖、

黄色ブドウ球菌などの常在菌だと、

たとえ未開封状態だったとしても一晩で100万個にまで増殖することもあるのだとか!

つまり溶けたアイスは雑菌まみれ!そりゃお腹壊すわけだ…

 

冷蔵庫内で溶けたアイスも腐る!

 

”一度溶けたアイスは再冷凍してもお腹を壊す”という体験はSNS上でもよく散見されます。

注意したいのは、

”蔵”庫に入れたまま、冷たく溶けたアイスでも食中毒原因になりえるということ。

 

アイスは一度溶けてしまうとそこから菌はどんどん増殖していきます。

多くの食中毒菌は35℃前後の状態が最も増えやすく、

10℃以下で増殖は遅延していくと言われているので、

常温でなくても、冷蔵庫に入れていても、溶けてしまいます。

 

とにかく

『とにかく溶けたアイスは食べずに廃棄』

ということを心がけておきましょう!

溶けたアイスの食中毒事例!症状は何時間後?

 

ハーゲンダッツクーリッシュなど

人気の定番アイスをいつも冷凍庫に常備している人も多いと思います。

SNSにも、溶けたアイスで食中毒症状が出たという体験談は意外と多く、

食べて数時間後に嘔吐や腹痛

という報告が見受けられました。

 

アイスに限らず、食中毒のほとんどは

  • 黄色ブドウ球菌
  • 病原大腸菌
  • 腸炎ビブリオ
  • サルモネラ菌
  • ノロウイルス

など、さまざまな細菌やウイルスが原因となりえます。

 

ちなみに『黄色ブドウ球菌』による食中毒は潜伏期が比較的短く、

食品を食べたあと2〜3時間で発症し、

多くは嘔吐や下痢を伴いますが、数時間程度ですみやかに終息するのが一般的なのだそう。

ただ、汚染具合や人によっては激しいショック症状に陥る場合もあるため、

健康に異常がある場合は、直ちに医療機関で受診してくださいね。

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