チョコレート食べ過ぎで鼻血は嘘で迷信?本当の因果関係や原因は?

チョコレート

 

「チョコレートやピーナッツを食べ過ぎると鼻血が出るよ!」

と、聞いたり言われたことはありませんか?

そもそも、チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出るという因果関係は、賛否両論あり意見も多種多様。

子供から大人まで、チョコレートは止められない止まらない♪の中毒性のある食べ物ですが、

果たして「チョコレートを食べ過ぎる」ことと「鼻血が出る」は関連性があるのでしょうか。

 

チョコレートの食べ過ぎで鼻血が出るのは嘘で迷信?

 

『チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出る』

という都市伝説のような言い伝え。

 

あなたも1度は聞いたことがあると思います。

 

実際の答えとしては

『医学的な根拠はまだ無いが、あきらかに関連性があるのは事実』

という曖昧な回答になってしまいます。

 

これを説明するために、まずは

  • 鼻血が出るメカニズム
  • チョコレートの成分

を確認しながら「チョコと鼻血」の因果関係をみていきましょう!

 

鼻血が出る原因やメカニズム

 

誰しも経験があると思いますが、

  • 鼻をぶつけた
  • 鼻をかみすぎた

などで鼻血がでることがあります。

 

鼻の中は薄い粘膜で覆われていて、

もともと非常に繊細な血管が集まっているため、ちょっとした刺激で破れて出血しやすい部分です。

鼻

 

また、何もしていないのに鼻血がでるのは

  • アレルギー性鼻炎(ハウスダストやダニ・花粉などで粘膜が弱まる)
  • 高血圧(中年期に多い。極端な塩分の摂りすぎが主な原因)
  • その他疾患(白血病・肝硬変などの一症状や遺伝)

などの原因があります。

興奮すると鼻血が出るのは?

 

「興奮しすぎたら鼻血が出るよ」というのもよく聞く話。

これは、アニメや漫画などでよく描写される、性的な興奮状態で鼻血が出るシーンの影響も強いでしょう。

ただ、これはあくまで漫画的な表現手法で、実は性衝動と鼻血に医学的な関連性は確認されていません。

 

しかし、「極度に興奮する」ということは、心拍数が増えるため、

何かしらカラダの血管に影響をあたえるということ。

 

鼻の中の薄くて傷つきやすい粘膜が、一番先に影響を受けやすいと言うのは、理論的に筋が通りますよね。

鼻血が出る理由は、(1)鼻の中の血管の外傷、(2)血管の圧の上昇、(3)血管の拡張の3つが挙げられます。(1)の場合、鼻を触ったり、鼻をほじったり、あるいは強く鼻をかむと鼻の穴のなかの血管が切れて、出血を起こします。(2)は、血圧が異常に上昇した時に、出血することがあります。高血圧患者さんに起こることがあります。(3)お風呂でのぼせた時や、体温の高い子供などでは、血管が広がり、大きく膨らんだ風船が割れやすいように、出血することがあります

引用:ライブドアニュース

 

鼻血が出るメカニズムや原因を抑えたうえで、

チョコレートで鼻血が出ると言われている因果関係や理由をみていきましょう!

チョコレートの食べ過ぎで鼻血【因果関係有り説】

 

チョコレートを食べると鼻血がでるという、因果関係をいくつか紹介します。

 

チョコレートのおもな原料といえば、カカオ豆。

カカオ豆を砕いてどろどろにして、牛乳、砂糖、脂質を大量に加えたものがチョコレートになります。

 

カカオの成分といえばご存知

「カフェイン」

のほか、

「チラミン」

「テオブロミン」

という、たんぱく質が分解されるときに発生する化合物が入っています。

 

「チラミン」が食物アレルギーを誘発?

 

チョコレートに含まれる「チラミン」が、食物アレルギーの起因になるという見解があります。

 

食物アレルギーとは、ある特定の食べ物を食べることで体が過剰な反応を起こす症状で、

大人になってから急に発症することも多くあります。

チョコレートの食物アレルギーは、

  • チョコレートアレルギー
  • カカオマスアレルギー

と言われ、「チラミン」によってこのアレルギー体質を持つ人は症状が出てしまいます。

(チョコレートアレルギーとは)チョコレートおよびココアなどのカカオ主原料食品には、チラミンと呼ばれる血管浮腫物質が含まれていて、これに起因するとされている。

また、カカオにはニッケルも含まれている為、これに対してアレルギー体質を持つ人は症状が出る。症状は、下痢、嘔吐、鼻血、腹痛、痙攣など様々である Wikipedia

血管浮腫物質とは、血管を急激に拡張させ、鼻の粘膜が腫れて鼻血を出しやすくする物質のこと。

 

食物アレルギーを発症する時間も人によってさまざまで

食後すぐに出る場合もあれば、12時間以上たってから出る場合もあります。

チョコ

 

朝起きると鼻血が出ていたという経験がある方は、寝る前にチョコやココアを摂取しませんでしたでしょうか。

 

食物アレルギーは、どんなに摂取量が少量であっても体が反応してしまうので、

心当たりのある人は一度アレルギー検査を受けてみることをおすすめします。

 

「テオブロミン」の興奮作用が原因?

 

「テオブロミン」は、カカオなどに含まれる自然由来の化合物(アルカノイド)の一種。

利尿作用・血管拡張・興奮作用があり、

カフェインと化学構造や作用が似ています。

 

血の巡りが良くなり、鼻の血管にたくさんの血が流れようにするため、血管が切れて鼻血を誘発する可能性があります。

 

「カフェイン」が神経を興奮させるから?

 

「カフェイン」とは、ご存知コーヒーや栄養ドリンクに多く含まれる覚醒作用がある成分。

 

実際に、子供向けのサイトで次のような記述がありました。

カフェインは、人間の神経を興奮させる働きがあります。
チョコレートにもカフェインが入っているので、たくさん食べると同じように体が興奮してきます。つまり体の中で血の巡りがよくなるので、細い血管に一度にたくさんの血が流れようとします。そうなると、鼻の中にある細い血管が切れて鼻血がでてしまいます。

学研キッズネットより一部転記

子どもは大人よりも消化速度が遅く、鼻の粘膜も繊細。

チョコレートは糖分も多いので虫歯も作りやすくしてしまいます。

 

ですからどんなにチョコレートを沢山食べたいと言っても与え過ぎは良くありません。

 


チョコレートの食べ過ぎで鼻血【因果関係無し説】

 

チョコレートの食べ過ぎと鼻血は全く関係ない、因果関係無し・迷信という意見も見て行きましょう。

 

いくつかの信頼できる機関のホームページで、“決定的な根拠無し”と言及されています。

チョコレートを食べて、鼻血が出るという話は、医学的には根拠はありません
JA福岡

医学的には、チョコレートと鼻血について関係があるという報告は一切ありません。
しかしチョコレートには、血行をよくする物質が含まれていますので、可能性が全くないとはいえません。食べ過ぎには注意しましょう。

日本チョコレート・ココア協会

 

チョコレートの食べ過ぎで鼻血説が広まった理由

 

「チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出る」という現象は、科学的根拠は乏しいものの

広く世間一般で言われるようになった理由としては、いくつか考えられます。

 

食べ過ぎ防止説

 

チョコレートの食べ過ぎを防ぐため、という説。

 

とくに子供にとって与えすぎは虫歯の原因にもなるので、好きなだけ食べないように「鼻血が出るぞ」とちょっと脅かすために言われるようになった、という説です。

 

買い過ぎ防止説

 

チョコレートは昔はもっと高級な食べ物で、今ほど手軽に買うことは出来ませんでした。

ですのでお母さんたちが、ねだる子こどもにあまり沢山食べさせないように少しずつ大事に食べさせるように「鼻血が出る」と言った説。

 

栄養の偏りが原因だから説

 

実際に、チョコレートの食べ過ぎで鼻血が出たという経験談は多数あります。

 

しかしそれは、チョコレートが直接の原因ではなく、食べ過ぎで栄養のバランスが崩れ、体調が急に変化したことなどが原因です。

甘くておいしいチョコレートは、ついつい何個も手が出てしまう中毒性のある食べ物。

 

チョコレートに限らず、好きな食べ物ばかり食べていると、栄養のバランスが崩れて体の調子を悪くしてしまうからです。

 

鼻血が急に出た時の対応

 

子供も大人も大好きなチョコレートは、止められない止まらないの中毒性のある食べ物ですが、

急に鼻血が出るとびっくりしてしまいますね。

 

鼻血が出て何気なくやってる対処法が、実は間違っているという事もあります。

×上を向いて鼻血が出てこないようにする

×安静にするため横になる

これらは逆に鼻血を喉に逆流させてしまう行動です。

 

鼻血がでて一番いい対処法としては、

脱脂綿(ティッシュ)を鼻につめる

あごを引いてうつむき加減にする

小鼻をぎゅっとつまむ

 

「鼻血が出たら上を向いてはダメ」というのは、恥ずかしながら最近知ったのですが、

血液を早く止めるには、一個所に集まらせることが大事なんだとか。

 

血液は集まると固まる性質があるため、鼻から出血している最中に上を向いてしまうと、

血液が食道まで流れ込んでしまうばかりでなく、

気持ちが悪くなって、嘔気嘔吐の原因となることもあります。

 

通常の鼻血でしたら、10分~15分程度安静にしていれば早く止血することができます。

 

チョコレート一日の適量摂取量

 

チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールは

動脈硬化を防いだり、ストレスに対して抵抗力を高めたりする働きがあるので、

適量であればうれしい健康効果もあります。

板チョコ1枚(約70g)で 約400kcal・脂質20g以上・カフェインは約10㎎も含まれていて、

高カロリー・高脂質であることは間違いありません。

チョコ

 

厚生労働省・農林水産省による「食事バランスガイド」では、

“菓子・嗜好食品は一日に200kcalを目安とする“

としていて、具体的な例としては

・シュークリーム小1個
・クッキー4枚
・ポテトチップス1/2袋
・板チョコ半分(35g)

のいずれかを食べただけで、あっという間に200kcalは超えてしまいます。
一般成人でもこの量ということは、子供の場合はなおさら少ない量が理想的。

一日に食べられるお菓子の適量は、案外寂しいものなんですね…。

 

チョコレートの食べ過ぎで鼻血・海外の反応は?

 

“チョコを食べると鼻血がでるの?“と言われているのは日本だけではありません。

海外でも同じように疑問に思う方が多いようです。

気になって海外版のYahoo!知恵袋など調べてみましたが、どのサイトも

『因果関係は分からない・そもそも聞いたことがない』

という回答でした。

 

チョコで鼻血は嘘本当?原因や因果関係・メカニズムや理由は?

『チョコレートを食べて鼻血が出る』という科学的な根拠やメカニズムは無いにしても、関連付けできる因果関係は沢山あります。

鼻の中の血管はとても繊細で、破れやすい部分。

チョコレートを食べる以外にも、体に何らかの変化があれば、すぐに『鼻血』という結果になって影響が出やすい部分と考えられます。

ちょっと一息、甘いものを食べるとホッとするので、ついつい何個も手が伸びてしまいまう気持ちはありますが…そこは食べ過ぎ注意。

鼻血が出る・出ないにかかわらず、チョコレートを大量に食べること自体がカロリーオーバーになってしまうので、一日の適量を守って、美味しくチョコレートを楽しみましょう。

柿ピー

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