葉ニンニクは中華料理ではポピュラー食材で、回鍋肉など特に四川料理で重宝されています。
鮮やか緑のシャキシャキした葉にんにくは、
刻んで餃子に入れたり、野菜炒めや卵とじなど、さまざまな料理に活用できるスタミナ野菜。
新鮮な葉にんにくは、生食もOK、もちろん、球根も食べることが出来ます。
TV青空レストランでも紹介された、『葉ニンニクのぬた』の作り方も紹介!
葉にんにくとは?
「葉にんにく」とは、にんにくの茎とは違い、成長過程の柔らかいニンニクの葉のこと。
旬は初春頃で、国産の葉ニンニクは、11~3月に出回ることが多い野菜です。
ニンニクは土に埋まった球根部分が大きくなるまで育ててから収穫しますが、
葉ニンニクは球根部分が大きく成長する前に収穫します。
スタミナ野菜としてはもちろん、ビタミン類や食物繊維も豊富で栄養満点、
鮮やかな緑と適度な歯ごたえが食欲を増進し、炒め物・卵とじ・餃子・鍋物・漬物等、さまざまな料理に活躍します。
産地や旬の時期は?
日本国内での葉ニンニクの産地といえば、ニンニクの産地ナンバーワンの青森県。
ほかにも、北海道、千葉県、神奈川県、高知県、鹿児島県、沖縄県など全国で栽培されています。
葉ニンニクは植え付けをする時期や栽培地でも旬の時期は異なりますが、
大雑把に言えば初春1月頃~3月頃が旬になります。
葉にんにくは生食もOK!球根も食べられる!
新鮮な葉にんにくは、生食もOK、もちろん、球根も食べることが出来る便利食材です。
ニンニクよりもマイルドな味わいで、葉っぱはニラと同じような感覚で料理に使うことができます。
しかし、臭いやクセがあるため、好き嫌いは分かれるでしょう。
臭い=アリシン成分
ニラやニンニク、ネギなどに含まれる独特なツンとした「辛みと臭(にお)い」は、アリシンという共通成分。
ニンニクの成長過程の、若い状態で収穫する葉ニンニクは、
葉~球根まで柔らかく、アリシンも少ないため、普通のにんにくやニラと比べても香りがおだやかで、
辛みや臭みが比較的少なく食べやすい野菜です。
葉にんにくの味や歯ごたえは?
葉ニンニクは、ニンニク特有の風味はそこまで強くない、風味豊かで甘みが強いのが特徴。
葉にんにくの生食に抵抗がある方には、醤油漬けにするのもおすすめ!
数日~1週間で美味しく漬かり、おかずやおつまみとして便利ですよ。
しゃきしゃきして、ご飯のお供、冷ややっこに焼き肉のたれ、チャーハンの味付けや餃子の具材や味付けにも使えます。
葉にんにくの販売先は?
葉ニンニクは、炒め物以外にも、和え物や鍋、餃子の具材など、幅広く使える万能野菜なので、
手に入ったら色んな食べ方を試してみたい!と思うものの、
残念ながら、通常のスーパーではあまり見かけない野菜です。
- 農家さんの直通通販
- ネットショップ(楽天など)
など、通販では手軽に購入できるので、ぜひチェックしてみてください!
▼便利★カット済!高知の伝統野菜
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▼北海道富良野産【ふるさと納税】
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葉にんにくのおすすめの食べ方!青空レストランでも紹介
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鮮やかな緑と適度な歯ごたえが食欲を増進し、炒め物・卵とじ・餃子・鍋物・漬物等、さまざまな料理に使える葉ニンニク。
2022年1月放送の日テレ『満天☆青空レストラン』では、家庭で手軽に作れる『葉ニンニクのぬた』を作りました。
レシピはコチラ▼
【材料】
- 葉ニンニク 3本
- 西京味噌 75g
- 砂糖 30g
- 酢 90cc
【作り方】
- 葉ニンニクは適当な大きさに刻み、フードプロセッサーでさらに刻む
- 葉ニンニクをすり鉢に入れてさらにすり潰し、西京味噌、砂糖、酢を加え、滑らかになるまで混ぜて完成
- 刺身(ブリなど)にかけていただく